iNSTITUTEM@STER

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2010年8月3日火曜日

注文

これまでコメントをするためにgoogleアカウント等が必要でしたが、設定を見なおして誰でも書き込めるようにしました。今回も相変わらず長文だと思います。

 実際に順番に注文していきます。まとまった数なので納期には注意しないとなあ、と思い調達先もいろいろと候補が上がりました。何しろまとまった数を注文するので、いわゆるBtoBの会社も選択肢に上がりました。
でも、BtoBだからと言って安いわけじゃないんですよね…しかもあまり分散して注文すると管理も面倒だったり送料もばかにならない。
それでも半分ほどはBtoB向けの会社です。
会社を起こしている気分ですね。

今回取引をさせていただいた会社です。あと個人的な感想

・アクリルパイプ はざいや(菅原工芸)
アクリル製品を特に専門に取り扱っている会社です。
板でもパイプでも何mmでも大体揃っています。今回のようにまとまった数でもすぐに届きました。
少量でもOKそう、カード払いもOKなので個人のDIY等でも活用できそうです。

・パイプキャップ タケネ
基本的にはBtoBっぽいのですが、要は最小ロットでもちゃんと代金を払えば個人でもなんとかなるっしょ。
前も書いたかもしれませんが、最小ロットが300個なので最低150個分の部品が届きます。
個人相手を意図していないせいか、まずはFAXで見積もり、OKならばサイン、捺印してFAXを返信、代金支払いは代引のみ(企業や官公庁なら掛け売りもできるらしい)、という具合です。正直面倒です…
ただ、届いたパンフレットは大企業にはない手作り感があるので気に入っています。
商品のネーミングがこれまたいろいろな意味で秀逸です。
パイプキャップを1mm径、5mm長さ単位でオーダーメイドできるのはざっと見たところここだけでしたので感謝しています。

・タクトスイッチ、可変抵抗 アルプス電即納
 1個から数千個の注文ができるので、中小ロット生産者向け、と言ったところです。
個人でも使えないこともないのですが、常備在庫品は限られていて単価も数少ないと割高で、送料も国内一律840円ですので、ちょっと使い難いかと思います。サイト自体は普通の通販サイトっぽいので、注文はしやすいかと思います。今回のような均質なものをまとまった数欲しいときには
ちょうどいいと思います。

・PIC、LED等 チップワンストップ
 ここも基本的には個人でも使えないことは無いのですが、多くの部品が最小注文数を設けていて、小型のものは10個とかまとまった数からでないと買えません。(もちろん大型部品で最小注文数1個となっているものも有ります。)使用目的を訪ねられたり、表示代金が外税だったりと、個人の趣味より商売用という感じです。もっとも対象が小ロット生産、個人事業主なので致し方がないかと。
 ただ、品ぞろえも豊富でクレジットカードが支払いに使えたり、購入5000円以上で送料無料だったり、欲しい部品をまとめて注文したいときなどには便利だと思います。個人で買うときは「個人事業主で試作に使う」とかの気持ちでいれば全く問題ないでしょう。

・基板作成セット、スイッチ等 共立電子産業
 特に個人で購入する時には言わずと知れた電子部品店の一つ、大阪日本橋の代表格です。もちろんたいていの部品が1個単位で購入できますが、今回のようにスイッチだけを150個欲しい、という注文でもすぐに届きます。
 注文した時は新店舗オープンキャンペーンでSDカードリーダーがおまけで付いてきました。SDカードとMicroSDカードをそのまま読むことができます。

作りはシンプルな割に、結構書き込み速度が速いです。下はこれまで使っていたカードリーダーですが、1000円以上したこのカードリーダーが書き込み速度で負けてしまいました。

・コンデンサ等 千石電商
 ここも個人相手で購入するときによく利用するお店で、特に説明は不要でしょう。低ESRコンデンサはここで購入しました。通販よりも直接店舗に行って買ったほうが安いようです。もちろん150個注文してもすぐに届きました。
 前回、「秋月」と検索して秋月涼とか出てくるといいましたが、「千石」と検索すると「千石撫子」と出てきて、何かと思えば「化物語」のメインヒロインなんですね…しかも中の人は水谷絵理と同じとは。遠い関係ですが恐るべしアイマスパワー。

・DCコンバータ等 秋月電子通商
 ここも今さら説明不要でしょう。品ぞろえは千石電商さんより特殊なので、ここだけですべての部品が揃うことは稀かと思いますが、何しろ値段が安いので、とりあえず迷ったらここに注文しています。ただ、今回はまとめ買いで安くなる他のところで購入したものの方が多いので、今回は利用割合として多くは有りません。

・ドリル、電源コネクタ e-denki
 電子部品屋さんと言うより工具屋さんです。結構お安く工具が手に入ります。実は基板作成セットが共立電子さんよりも安く買えたのはちょっとショックでしたが、まあしょうがない。

 まずは基板の材料を共立電子産業へ、受注生産の可変抵抗、タクトスイッチをALPS電気へ注文しました。
しかし、届いたメールには

夏季休業を挟むため、ご注文の商品の納入日は「8月25日」となります

すごくギリギリです。これ、間に合うか?うん、きっと大丈夫。早めに注文して良かった。

・注文ミス?
 ALPS電機に間違って垂直タイプのボリュームを注文してしまった!

が、もう一度図面を書いて見直してみると
これまで使おうと思っていた水平タイプではケースに入らないことが判明しました。

赤い丸の部分がケースに当たっちゃっています。
二重のミスなので結果オーライですがさすがに慌てました。
「詳細設計」のほうでは基板パターンを描き直して垂直タイプを使っているバージョンを載せていますので、そちらと比較してみてください。

 次に、パイプキャップの注文をします。
前回もそうでしたが、入手が一番面倒だったのが、パイプの端に付いている黒いキャップです。
前回は工場直販でネット販売している会社から注文しましたが、今回は製造元からまとまった数を直接やり取りして買うことにしました。
 前回のものはキャップが20mmと長いので、キャップの短い5mmものを注文しました。
工場直販だからと言って実はあまり安くないんですよこれ…1個100円ぐらい、消費税別、しかも個人相手なので代金引換オンリー
送料も結構高い、でも代替えがないのでこれを注文しました。
300個まとめて注文、これで最小ロットです。なので、今回生産するのも150個としました。

 続けて、アクリルパイプを注文しますが、今度は1mのパイプを4本に分けるので
152本できることになり、2本余ることとなります。
このように、どうしても余る部品が出てしまうため、その分コストが上がってしまいます。

 ほかは、できるだけ安いところから大量に仕入れます。なのでこんなにいろいろな所と取引をしています。1個だけ作るとかになると、同じところから仕入れたほうが送料がかからず安上がりですが、150個になると、多少送料がかかっても数円安いところから買ったほうが結果的に安上がりになります。

 大方文面からもお分かりかと思いますが、これを書いている時点でほとんど部品は到着しています。ブログの書くネタがどんどんたまっているので、消化しながらいつか載せていきます。

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