基板後ろのスイッチと可変抵抗を付けます。8月25日に最後の部品が到着してから取り付けていきます。
8月29日の朝8時までには最悪完成したいので、この時点で締め切りまであと35時間。
操作スイッチまでは取り付けたので、残すところは
・ボリューム取り付け
・LEDを基板に取り付け
・LED基板とメイン基板の接続
・PICにプログラム書き込み
・PIC差し込み
・光拡散シート取り付け
・パイプキャップ取り付け
・ケースに基板を収納
・ふたのパイプキャップ取り付け
150本作るので、1本にかけられる時間は35時間÷150=14分程度。
1秒だけでいい、作業を今、短縮できたら。
実際14分かけたら、間違いなく寿命が縮みます。というわけで、現実的に3時間寝て、1時間飯やら風呂やらで使うとして残り31時間、1本あたり12分24秒。
なんとか基板が出来上がってきます。
チップ部品の取り付けです。細かい作業ですが、実は穴あけや足切りが不要であったり却って工数が減らせます。
いかに効率よく作るかが勝負です。まさに生産技術のなせる技。「新商品」の開発も大切ですが、「作り方」の開発も同等に大切です。
出来上がってきた製品の山です。
2010/8/28 10:00pmぐらい
はんだ付けの必要な工程が終わりました。はんだごての電源を切って、PICを差し込んで…と進めていきましたが、1発目、いきなり点かない…
2個目は大丈夫でしたが、3個目もNG。
やっぱり焦って作ったので不良が出たか…でもこの不良率は高すぎる。このままでは完全に大損なので、これらを何とか片づけないと。
結局、この時点で150本中1発NGなのが25本。さすがに突っ走るわけにもいかないので、これらを修理することに。
見てみると、ほとんどがはんだ付け不良・基板のパターン不良で、手直ししたらOK品になりました。最終的には1本だけどうしても原因が分からないものがありましたが、後ほど見たら一つ部品の極性を間違っていつけていました。直したらすぐにOK品になり、一件落着。
光拡散シート、パイプキャップ、基板にテスト用電池を付けて、ケースに収納して完成です。
出来上がる過程は以下の通り。
布団の上に製品を積んでいるのは、製品が傷つかないようにというのもありますが、部屋を片付ける時間が惜しいためです。見苦しいですがご勘弁を。
2010/8/29 4:20am過ぎ
…ついに完成しました。テストも兼ねて、全部付けてみます。
実際には、まだこの時点で直っていない不良や親しい人に渡した分等があるので130本ぐらいです。
多分世界初、LEDペンライトピラミッドを公開します。
いろいろな角度から写真を撮ってみました。貴重な瞬間。おそらく人生で一度しかお目にかかれないと思います。以下、幻想的なペンライト写真をどうぞ。
このライトを光らせたのが4時50分ぐらいです。Idol P@ssion Festaサークル入場開始まで4時間40分ぐらい。もうちょっといいカメラが欲しかった。
3時間ほど睡眠をとって、現地へ入ります。
自分の為に1本だけ作るなら、楽だったと思います。
返信削除誰に謝る事もなく、時間に追われる事も無かったと思います。
だからこそ、今まで誰もやらなかったであろう量産と頒布。
本当に、頭の下がる思いです。
まだ道の途中だとは思いますが、心から、お疲れ様です!
応援ありがとうございます。本当におっしゃる通り、量産してお金を頂いての頒布ですし製作者としての責任も負わなければいけない…「儲かる」とか安易な考えだけだったらやらないほうがマシです…でもイベント出店の経験から、完成した達成感、いろいろな人との出会い、無駄ではないと思います。今後とも期待してください!
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