iNSTITUTEM@STER

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2010年9月21日火曜日

アイドルマスター2の仕様についての見解

 先日のゲームショウで、新作「アイドルマスター2」の仕様が公開されて各所でブーイングなり起きているようですが、これについて自分なりの意見、希望等を書いていきます。「上海之旅」シリーズは落ち着いてからまた書きます。後4日分もあるから…
 以下、内容がアイドルマスター2の内容に偏っていますのでご了承ください。特に4)



 正直、自分もこの仕様に驚きました。みんなもそうだと思いますが、自分が特に驚いたのは、次の4点に有ると思います。
1)「竜宮小町」ユニットとして独立したあずさ、伊織、亜美そして律子がプレイヤーの手でプロデュースできない
2)男性ユニット「jupiter」の参戦
3)オンライン対戦の廃止
4)ランキング(いわゆる「AKB方式」)の採用
以上の4点について、開発者側に立った場合どう思うか、という考えも加えながら書いていきます。

1)
 まず、竜宮小町として独立した4人がプレイヤーの手を離れていわゆるNPC扱いになってしまったのは辛かったです。できれば13人の中から選びたかったです。3人ユニットだとすると13C3=286通り、動画で紹介された5人ユニットでは13C5=1287通りのユニットができたわけです。こうなると同じ組み合わせのユニットを見つけるのが難しい、つまりオリジナリティが増すわけです。

 しかし、裏を返せば、特に今回は他のメンバーとの「絡み」を意識して作られているそうなので、3人ユニットで286通りの演出を用意する必要があります。
 なぜこのメンバーなのか?という疑問は残りますが、実際にソフトを開発する側にとって、納期や声優さん、開発陣に強いる負担が無限大になってしまうと思います。きっと開発側も苦渋の判断だと思います。

2)
 次に、jupiterの参戦ですが、自分個人の意見としては、「面白い」判断だと思います。確かになぜ男!?とか思う部分は有ります。これに対して「男なら遠慮なく戦える」という言葉に納得しました。また、既にニコニコ動画等でjupiterを素材にした動画がいくつもできている等、新たな「別世界」が広がっていくと思います。

3)
 オンライン対戦の廃止に関しては、正直「残念」と言わざるを得ません。オーディションでの駆け引きはアーケード版から引き継いできたプレイヤー同士のコミュニケーションの場であり、これが無いとただのぬるいゲームになってしまいました。

 ただ、いわゆる無印のアイドルマスターのランキングは、上位にいる人はほとんど固定化されていましたし、対人戦は攻略の上で「避けられる」ことが多かったので、この現状を見て廃止にしたのだと思います。

4)
 数値等、具体的なアイドル同士の順位付けも、見ていて辛いです。実際のところ、雪歩推しとは言ってもプロデュース上はほとんど同じように扱っているつもりですし。RPGとかで全キャラクター平等にレベル上げをするような性格なので、○○が一位!と言われても嬉しくないです。それが推している雪歩でも。逆に「みんなが好きなんだ…自分だけじゃないんだ…」とか思います。

 実際の営業の世界では獲得件数であったり、売上高であったりランク付けが当たり前なので、そのシステムを持ってきた、というのも分かります。それをせざるを得ないのも分かります。ただ、そこで一人の営業成績が悪いのを晒しあげる…というのは組織を作っているうえでためになるのか、いや、崩壊への第一歩でしょう。ということでこの件には反対票を投じます。

 以下に、過去に使用キャラを調査したデータを示します。XBOX360版で、上位1000位中50ユニットをランダムに抽出して、そのユニットにいたキャラクターを数えました。

 この結果を見て、思うところはいっぱいあるでしょう。母数がわずか50*6=300ユニットなので統計的に意味があるかも謎ですが、とりあえず事実です。

 今回は「痛い」書き込みになってしまったことをお許しください。

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