実際に回路を組んで、うまく光るかどうか試しました。
実験する順番は
1)昇圧回路とLEDをつなげて実際に点灯するかどうか
2)スイッチング素子を加えてスイッチング制御できるかどうか
3)PICをつなげて制御できるかどうか
点灯したときに必要な電圧、電流も同時に測定します。
1)点灯するかどうか
まず、回路を作成し、実際に組み立てました。
実験の風景はこちら
この実験はおそらく問題ないだろう、と思います。逆に、ここでコケたらこのプロジェクトが不可能になってしまいます。
結果は、もちろん無事に点灯しました。しかし、いきなり問題が発生しました。電力が取り出せません。3WのLEDを使いましたが、実際に流れている電流は合計で200mA程度でした。
よく調べてみると、電圧が落ちていることがわかります。点灯することは点灯するのですが、定格5Vのところを、大電流を流すと3.1Vぐらいまで落ちてしまいます。
TPS61200とLM2735の両方を試しましたが、TPS61200では取り出せる電力が小さいうえに、ある電流値(0.6Aぐらい)を越えると、急激に電流が流れ出てしまいます。実測値でI1=1.68Aまで流れてしまいます。なので、LM2735を使うことにします。調べてみると、どうやら電源の限界のようです。
試しにACアダプタから3Vを供給してみると、どちらの昇圧回路を使ってもものすごく眩しく光ります。このとき、電源電圧も3Vを、供給電圧も5Vを指しています。
実験では引き続き3WのLEDを使いますが、この実験から製品では1Wで十分なようです。1Wでも十分眩しいですし、やたらと眩しいと逆に迷惑かと思います…。
次回は2)スイッチング素子を加えてスイッチング制御できるかどうか、を実験します。
UOと比べても見劣りしない明るさであれば問題ないとは思いますが、最大値の明るさも見てみたかったかもw
返信削除ライブ会場の注意書きに、
返信削除「シナモンブレードは使用禁止」みたいに書かれるような
名の売れ方は嫌ですからねーw
ライブ会場で「とにかく目立ちたい!」という人も
いるので、その辺は難しい舵取りだと思いますが、
「やたらと眩しいと逆に迷惑かと思います…。」
という表記を見て、シナモンさんのお考えに賛成します。
コメントありがとうございます。
返信削除その通り、まぶしいものはみんなが望んでいたものではありますが、必要以上にまぶしいのは考えものだな、と新作を開発していて思いました。
これ以上明るくするのも、電源を変えるとか、それこそ外部電源とか技術的にできるのですが、さすがに反則ですね。
この後の実験で、ACアダプタを使ったときの明るさと比較すような記事も書きますのでもうしばらくお待ちを。