iNSTITUTEM@STER

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2011年7月24日日曜日

シナモンライトII、シナモンブレードIIの進捗状況など

タイトルとは裏腹に、今週は正直なところ、あまり進んでいません…マニュアル作成と公開用動画の作成もありますが、一番の理由はライブの参加だと思います。
先日、THE IDOLM@STER 6th ANNIVERSARY SMYLE SUMMER FESTIV@L 大阪会場へ参加しました。毎回ライブのオフ会に、次の日の朝まで参加するため、その次の日もまともに作業ができない、と言うのが最大の原因です。

ただ、オフ会は色々な方とお会いできる、シナモンブレードのことを知ってもらえる最大の機会だと思います。
今回も、ライブ会場で新たに知り合った方、よろしくお願いいたします。

ライブ会場で知り合った曹操 孟得さんから、大層なはっぴを譲ってもらいました。

 
これで、雪歩PなのかやよいPなのかあずさPなのかさらに分からなくなりました。


シナモンブレードの進捗状況と言いますと、だんだん他の方にお願いした完成品が届いております。
手直しが必要なものは手直しをして、なんとか出来上がっています。


まだ全部届いてはないのですが、おそらく全ての部品が揃うのが7月いっぱいになる予定です。そのためどんなに早くても完成は8月に入っていまう予定です。何卒ご了承ください。

2011年7月18日月曜日

シナモンブレード・閃ブレード・大閃光系ケミカルライトの比較

シナモンブレードの製作の追加募集をしたところ、数名の応募がありました。
本当に助かります!

再度一旦締め切らせていただきます。



 今月も半分過ぎているにもかかわらず、記事の数は二つ…目標の記事8件に届くまであと6件…シナモンブレードII、シナモンライトIIの製作は、予定を若干押してはいますがなんとか進んでおります。8月14日のコミケでお渡しできるようにいたします。

 また、重ねて申し訳ございませんが、進捗状況によっては8月6日の予約受け付け後の発送が、8月14日以降となってしまうかもしれません。この辺りはまだ分かりませんので、日時が近付いたらお伝えいたします。

 つくづく書こうと思っていたのですが、光り方の原理のよって、シナモンブレードにも得意、不得意があります。それを閃ブレード、ケミカルライトと比較しようと思います。

 シナモンブレード
原理:
光の三原色を混ぜて、それぞれの色(加色法)を作っています。

長所:
必要最小限のエネルギーで光らせることができます。

コストの安い単4電池2本で光らせることができるので、ランニングコストが安く上がります。
三原色(赤・緑・青)と近い色を奇麗に光らせることが得意です。
色の調節が容易なので、臙脂、浅葱のような中間の色を出すのも得意です。

短所:
一方で、LEDの光り方はばらつきが大きいため、白、黄色のような複数の色を決まった強さ光らせるような色は苦手です。
電池と回路の出力の制限があるため、ウルトラオレンジのような短時間で高出力、と言うことも不向きです。

閃ブレード
原理:
白色の光をフィルターで取り除いて(減色法)作っています。
長所:
特に白と、白に近い色を表現するのが得意です。

構造が簡単です。
短所:
原色近い色は、色を遮る量が大きくなるので、エネルギーロスが大きくなります。
どの色も白っぽくなってしまいます。

ケミカルライト
原理:
化学反応のエネルギーを分子がエネルギーを変換し、光エネルギーとして放出します。
長所:
最大エネルギーと持続時間をある程度調節することができます。
特にオレンジは、おそらくナトリウムイオンが入っていると思います。ナトリウムイオンのおかげで高効率で光らせることができます。(大閃光と呼ばれる物にオレンジが多いのはこのためです。高速道路のオレンジ色のナトリウムランプも、高い効率で光らせているのも同じ原理です。オレンジは化学発光に有利です。)
短所:
基本的に1本当たり1色です。(時間によって色が変わる物もあります)
中間色は特に入手が難しいと思います。


 自分で見た感じの感想なので、閃ブレード・ケミカルライトは改良が進み、短所が改善されているかもしれません。それぞれ得意な場面があるので、使い分けると良いと思います。

2011年7月11日月曜日

シナモンブレードIIの性能

 先日より、リンクをさらに増やしました。私のようなフルカラーLEDサイリウムメーカー「きらきら工房のラボの様子」です。強力なパートナーになることを期待しています。

 また、先週末の THE IDOLM@STER 6th ANNIVERSARY SMYLE SUMMER FESTIV@L名古屋会場へ出かけておりました。名刺をお渡しして等でこちらにお越しになられた方、今後ともよろしくお願いいたします。

 
 さて、シナモンブレードIIがどこまで使えるかのランニングテストをしました。
 今回は、電池の持ちのほか、本体の温度も測りました。


 条件は、4本105円で販売されているGPアルカリバッテリー2本を、ヒヨコ色で光らせます。

 この時の温度と電池電圧は以下の通りです。


 電池が2Vになるところを終わりとすると、最大約140分間、十分に光らせることができます。また、その後も光ることができ、グラフが終わる約160分光り続けました。
 これは、初代シナモンブレードが20分、ということを考えると大きな改良だと思います。

 光らせている間の温度は最大52℃まで上がりました。LED基板はさらに高くなっています。素手で持ったら低温やけどするレベルですので、ご利用は計画的に。

  通常出力と1/4出力時の、電池からの電流も測定しました。
  赤い棒が、青い棒のほぼ4分の1になっています。LEDが光るための電力が大きく、マイコンなどで消費する電力が小さいので、1/4出力の効果が奇麗に表れたと思います。

 ただ、今回皆様にお伝えしなければいけないことがあります。
 確かに電池が長持ちになりましたが、明るさは落としてあります。

 上がシナモンブレードII、下が初代シナモンブレードです。

  部品の選定ミスが直接の原因です。ただ、実際に多方面から、眩し過ぎるというご意見も頂いております。今回、1/4出力モードを付けましたので、たとえば静かな場面などは、このモードを有効活用して周りの迷惑ならないようにご協力をお願いいたします。

2011年7月5日火曜日

シナモンブレードIIのプレ製品版お披露目

 前回のシナモンライトIIの紹介に続いて、シナモンブレードIIの紹介です。

 これまでのアイディアから形や回路を設計して、ついに実物になりました。これが無事に動いたとき、我ながら嬉しい瞬間でした。
 こちらも、前作と比べて大幅にコンパクトになりました。

 本体をご覧ください。



 
 

 前作との比較です。 

 ご覧のとおり、前作の物が全長15cmぐらいに対し、新型はつまみ込みで9cmとなりました。パイプの太さは同じですが、光る部分の長さが長くなります。本体込みで23cmになります。これで、堂々とランティスのライブに持ち込めます。