iNSTITUTEM@STER

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2012年2月14日火曜日

普通の電卓で逆数

よく、1/4πεとか、分母に文字が多い計算式が出てくると思います。
こういうときに、先に分母の4πεを計算してから、これの逆数を求めることがあります。
数字が大きいので計算したら

と思ったら分母だった

こんな時は凹まないで ÷を二回で計算!

試したのはこの電卓です。関数電卓とかではなく、ルートすら計算できない電卓です。

入力した値をM+とかに入れて、1÷(RM)とかしていた方もいらっしゃるかもしれません。

逆数の計算方法は、たとえば1/4πの計算で、まず4×πの計算をします。

4×3.1415=12.566と確定させます。

そのあと、「÷」を2回押し、「=」を押します。

すると、逆数が表示されているかと思います。

このあたりの操作は、電卓の機種によって違うと思います。
「==」と2回押す必要がある機種などもあるようです。

皆さんもお試しください。

2012年2月12日日曜日

「シナモンブレードII」について、シナモンライトII頒布受付開始

最近、
「シナモンブレードという名前は聞いたことがあるけれどどんなものかよくわからない、」
という方や、
「初めてここに来る」という方が多くなりました。

こちらでも、よく考えたら、シナモンブレードについてまとめたサイトがなかったので、右側ペインにあるページに、シナモンブレードの紹介サイトを追加しました。


また、この記事をもって、
ページ下のほうにあるシナモンライトも、頒布受付を開始いたします。
シナモンブレードも、引き続き受付いたします。


部品だけ残っていて、仕掛かりがいっぱいありましたが、完成のめどが見えてきました。
まだ全部完成してはいないのですが、出来上がったものから順次出荷していきます。

よろしくお願いいたします。

2012年2月3日金曜日

LEDサイリウム規格のための照度の測定結果

LEDサイリウムの規格制定のために、いろいろなものの照度を測定しました。

前回の記事で、照度がいくつか測れていなかったものがあります。そこで、今回は市販のケミカルライトも測定してました。
http://institute-master.blogspot.com/2012/01/led.html
使用したものはこちら。左から
1)ルミカライト 大閃光ホワイト
2)ルミカライト 6インチレギュラー グリーン
3)ルミカライト 6インチレギュラー ブルー
4)オムニグロー社 超高輝度ウルトラオレンジ(いわゆるUO)

さらに、LEDサイリウムとして、左から
A)シナモンライト
B)シナモンブレード
C1)シナモンライトII
C2)シナモンライトII 1/4モード
D1)シナモンブレードII(再掲)
D2)シナモンブレードII 1/4モード
E)Turn-Onネオン
F)閃ブレード+TurnOnネオン(再掲)

以下のように実験をします。



照度計から10cm離れたところにサンプルを置き、その時の照度(Lx)を読みます。
さらに、照度計センサ部分に接触させ、もっとも照度の大きな値を読みます。


実験を行ったとき、ケミカルライトは時間により大きく照度が低下します。時間ごとの値も計測しています。

ケミカルライトLEDサイリウム
光源 10cm値 接触値 備考
- 折った時 1分 3分 - 折った時 1分 3分 - -
1)ルミカライト 大閃光ホワイト 151 32 16 - - 321 188 - 折った直後の接触値は測り忘れた
2)ルミカライト 6インチレギュラー グリーン 48 12 5 - 289 109 67 - -
3)ルミカライト 6インチレギュラー ブルー 8 0 0 - 100 16 10 - -
オムニグロー社 超高輝度ウルトラオレンジ 474 164* - - 420** - - - *:折って2分後の値 **:折って30秒後の値
- 最大出力 最大出力 -
A)シナモンライト 15 5 14 1 690 451 658 150 -
B)シナモンブレード 114 32 90 2 1416 321 1130 46 -
C1)シナモンライトII 11 0 10 0 457 365 379 30 -
C2)シナモンライトII 1/4モード 3 0 2 0 118 15 87 5 -
D1)シナモンブレードII 161 57 108 10 3580 1243 2450 203 -
D2)シナモンブレードII 1/4モード 37 14 25 1 882 321 578 66 -
E)Turn-Onネオンホワイト 21 - - - 527 - - - -
F)閃ブレード+ネオンホワイト 673 - - - 6300 - - - -

単位はすべて[Lx]です。
いわゆる「高輝度系」のものは、10cm値が3桁でした。UOの折った直後の接触値を測定し忘れたため不明ですが、接触値が4桁でした。

同様の測定法で、krkr工房さんも測定しております。
http://krkrmasterslabo1028.blog.fc2.com/
こちらの結果では、10cm値で171Lx、接触値で5850Lxです。

LEDの光源を直接当てると、5桁以上の非常に高い照度となります。そのため、LED式のもので特に10cm値と接触値で差が大きくなります。ケミカルライトは、全体が光るため10cm値と接触値の差が小さくなると考えられます。

さらに、色によっても大きく値が異なります。これは、照度計が、人間の目にあわせて(明所視感度関数)値を補正しています。緑が感じやすいため、もっとも大きな値になっています。

シナモンブレードが「眩しい」というクレームがあることも考えると、
以上の結果より、規格として制定するべき値は

10cm値=500以下
接触値=3000以下

とするべきでしょう。


ですが、シナモンブレードでクレームが多いのは、特に青色です。
色によっても規格を制定するべきかもしれません。

2012年1月30日月曜日

シナモンブレードIIご注文受付を再開します

先日よりいったん締め切っておりましたシナモンブレードIIのご注文ですが、

この記事を持って再度受付を開始します!

在庫が復活しましたので、まとめて注文が来ても大丈夫かと思います。


 また、今回、東京方面でお受け取りをご希望される方に、「でぃー」さんが手渡しに協力していただけることとなりました。
 東京方面で直接受け取りを希望される方は、 お渡し方法ご希望の欄の「でぃーさんより受け取り」をお選びください。代金のお支払いについては、でぃーさんへお渡しするか、こちらへ送っていただくか、改めてご相談させていただきます。

 なお、手渡しのためにご連絡いただいたお名前(ハンドルネームでも結構です)、メールアドレス、電話番号とお受け取りの本数をでぃーさんへお知らせいたしますので、ご了承ください。


 今回は用件のみですが、よろしくお願いします。

2012年1月29日日曜日

部屋で使うシーリングライトの製作 電気設計編

ずいぶん前にLED照明の記事を書きましたが、中途半端なままになってしまいました…

前回の記事はこちらから。
部屋で使うシーリングライトの製作 技術編

ここからは、製作のために具体的な設計に進んでいきます。
まずは、回路図から。
一つのFETにLEDを二つつなげてください。
電源2系統なので、FETの回路を四つ作成してください。



電源から市販の変圧回路を通して、24Vに落としてから、電流制限用抵抗とLEDにつなげるという、何も面白みのない構造です。
将来の拡張のために、MOS-FETを通して制御ができるようにしています。
例えば、MOS-FETの入力にマイコンをつなげて制御することを考えています。


もう一つ、常夜灯の回路ですが、直列にコンデンサをつなげています。
ここから先は、交流での電流計算のおさらいです。
新しく製作される方も、以下のようにコンデンサの容量等を決めてください。

容量リアクタンスで電流を制御する、というものです。
直流なら、V=IRでおなじみのオームの法則がそのまま使えますが、
相手は交流なので、そう簡単にはいきません。コイルはないので大丈夫ですが、コンデンサも電気を流します。
交流にとっての抵抗に相当する、コンデンサのインピーダンスは以下の式で決まります。単位は[Ω]です。

Xc=1/(2πfC) = 1/(2*3.14*60*3.3e-6) =804Ω

(50Hz地域の場合は、965Ω、以下60Hz地域の例で計算します)
ただし、
π:円周率
f:周波数(50Hzまたは60Hz)
C:コンデンサ容量[F]
です。


直列に7.5Ωの抵抗が2本ついています。これも計算します。
抵抗の場合は、直流と同じように扱うことができます。

R=7.5+7.5=15[Ω]

コンデンサに並列の抵抗は、電荷を逃がすための抵抗です。100kΩとかなり大きいので無視します。

そして、合成抵抗に相当する全体のインピーダンスは…
Z=sqrt(Xc^2+R^2)=sqrt(804^2+15^2)=804.1Ω

となります。
ピタゴラスの定理っぽい式になることに注意。
実は、直列の抵抗はほぼ無視できるのですね・・・


交流の電流は、このインピーダンスZを基に計算します。
オームの法則のように、Zを抵抗のように計算することができます。
V=100[V]なので、回路を流れる電流は
I=V/Z=100/804.1=0.124[A]

ダイオードの電圧降下もありますが、約0.124Aとなります。
これなら、1WのLEDも無事に点灯することができます。
このときの消費電力は、
100*0.125=12.5

全然省エネルギーじゃない!



…と思った方もいるかもしれません。
ここからが、コンデンサを使うことで電気代が安くなるカラクリがあります。


実は、コンデンサは、電流の波を90度進める性質があります。電圧の波はそのままです。実際には抵抗が直列につながっているので、抵抗の分0度側へ戻ります。
その式がこちら。

cosΘ=R/Z=15/804.1=0.0187
Θ=88.95[deg]

このcosΘが「力率」と言い、実際に消費され、電気代が請求される割合です。
実際に光らせるために使われた電力(有効電力)は、
100*0.125*cosΘ=0.234W
となります。

電圧の波が高いにもかかわらず、電流は小さいままです。
電圧*電流がその分小さくなってしまいます。

上で現れたΘは、電流の波がどのぐらいの位相ずれているかを示しています。
電流の波は、88.95度分ずれています。



ここでもう一つ、注意すべきことがあります。
本当は、電線には、はるかに大きな電流が流れています。その電流に相当する電力を「皮相電力」と呼びます。たまにACアダプタなどで見る「VA」というのがそれです。「25VA」とは、皮相電力25VAまで、という意味で決して「25W」ではないことに注意。
上の、100*0.125=12.5VAというのも、皮相電力です。この場合は問題になるほどの大きさではないのですが、数百Wの機器を動かす場合は、この皮相電力を基に機器までの電線、ブレーカーなどの設備の設計をします。
と、交流の理論がずっと続きましたが、コンデンサの容量が大きくなれば常夜灯は明るくなります。

基板上の配線も載せておきます。
配線図を描くために選んだ部品は本当に適当です。
なので、ダイオードなどが特に大きくなっています。

この基板には、常夜灯の回路が1個、メインライトの回路が電源1個分、2系列でLED4個分です。
この基板に、電源1個とLED2個ずつつなげてください。

 次は、本体の加工のための設計をしていきます。

2012年1月23日月曜日

LEDサイリウムの規格制定

ここ1週間以上、副鼻腔炎にかかってしまい、作業もブログ更新も止まってしまいました。
お待たせしてしまい、皆様にご迷惑をおかけいたしました。

現在、シナモンブレードIIIの製作、そして一般のライブで使ってもらえるように、規格を制定中です。


基準の項目として、以下の4種類を考えております。

1)大きさ
長さを250mm以内として、棒状の場合、太さ40mmとする。
うちわ型やこれ以外の形では、長さ250mm、幅200mm、厚さ40mm以内に収める

ランティスの長さ制限をもとに、市販品を比べました。

2)構造一般について
鋭利な部分がないこと
できるだけゴム素材・クッション性のある素材(軟質塩ビ、ポリウレタンなど)で覆う
または、薄いPET樹脂などのやわらかい素材を用いる
光源はケースの中に収納し、むき出しにしない、また光源をどの向きからも直視できる状態にせず、必ず半透明のケース、フィルムなどで覆う

3)使用時の表面温度
外気温30度、湿度70%、無風状態において、
最大出力で1時間、接触部分を極力減らして放置した時、表面温度が45度以下であること
45度を超えるとやけどになる可能性があるので、それ以下の温度となるようにしました。
外気温などはライブ会場を想定しました。

4)照度a)0Lxの室内に置いて、LEDサイリウムをもっとも明るい部分にセンサーを接触させて測定する
b)0Lxの室内に置いて、LEDサイリウムを10cm離した場所にセンサーを置いて測定する

色によって個別に値を定めます。
他の色は、これらの混合色として扱い、それぞれの成分についてこれを超えないようにする

照度の決定が難しいでしょう。

まず、色によって値が変わること。特に青は、出力=照度が小さいにもかかわらず、とてもまぶしいと人間の目に感じてしまいます。
光の三原色以外の色は、三原色が混合して色が作られた、と仮定して決めましたが、実際には、単色の場合はスペクトルが1本です。
一方、シナモンブレードのように、複数の色を混ぜて作りだしたものは、複数の色分のスペクトルがあります。これらを同じように取り扱うのは良くないと思いますが、暫定的にこのようにしました。

本来は輝度を測定するべきですが、輝度を測定するのが困難なこと、より人間の目に近い指標として照度を選びました。その「まぶしい」と感じるのは、1点の光が明るすぎるために起こるので、その一番明るい1点を測定しました。

基準は、これもライブ会場を想定して、隣の人の目からまぶしいと感じないこと、会場そのものを明るくしすぎて、演出に支障が出ないことを考えました。本当は30cm離したところからの測定値としたかったのですが、値が出なかったので10cmとしました。

と、とりあえず基準を決めましたが、ご意見を頂けると幸いです。まだまだ見落としている部分はあるはずですので…

その規格制定のために、手始めにシナモンブレードIIと閃ブレードの明るさを測定しました。
基準の明るさは、市販のサイリウムとしようかと考えております。

シナモンブレードII+EVOLTA*2と、閃SG-329+TurnON製ネオンホワイトで比較しました。

結果は…

10cm値
シナモンブレードII
赤:57
緑:108
青:10
最大:161

閃ブレード
最大:673

接触値
シナモンブレードII
赤:1243
緑:2450
青:203
最大:3580

閃ブレード
最大:6300
(単位はすべてlx)

シナモンブレードがあっさり負けてしまいました…


もっとも、閃ブレードは白色というもっとも有利な条件でしたので、他の色ではどうなるかわかりませんが…
それにしても、閃ブレードって結構明るいですね…

照度に関しては、他のデータが出てきましたら、まとめていきたいと思います。

というわけで、このような測定で明るさを規格化していきたいと思います。
そして、これらの基準を満たしたもののみ持ち込み可、というような規格を作りたいと思います。


他の製作者の方々も、何か基準となるものを提案してもらえるとありがたいです。そして、規格を守って製作することをご協力願います。

2012年1月13日金曜日

市販品としてのシナモンブレードについて

しばらく文字ばかりの記事が続いてしまいましたが、読みにくくなってしまいご迷惑をおかけします。

ランティスの主催するライブで、「市販品無改造に限る」という条件がありますが、
 まずは、シナモンブレードをiNSTITUTE M@STERより市販したという実績を作るため、ページ「シナモンブレード注文について」の内容を、特定商取引法に則り変更いたしました。

この「市販品」の定義について、「フルカラーLEDコンサートライト普及委員会」でも述べていますが、法人格を持った集団がJANコードをつければ、明らかな「市販品」ですが、たとえば個人経営の手作りパンなども、立派な市販品として認知されます。店舗で販売していれば、販売元が法人、個人問わず「市販品」と扱えるようです。

では、このiNSTITUTE M@STERどうかというと・・・店舗を持っているわけでもなく、当然法人格でもない・・・
店舗を持ったり、法人格をとろうものなら、本当に副業となってしまうので、この身に何か起こるもしれません。今の副業先をクビになるのも時間の問題です。

ということで、特定商取引法に則り、通信販売として「市販」することといたします。
当然ながら、個人事業主としての届出も出しておりますし、確定申告もしております。


市販品として出してはおりますが、当然のことながら、「安全で壊れないもの」を作る必要があります。いろいろな方に使ってもらいたいからこそ、品質的に満足できるものにしていきたいと思います。