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2010年10月20日水曜日

打倒閃ブレード(開発コンセプト)

文字ばかりでごめんなさい。
先日の5pbライブで使っていただいた、という声が多数寄せられ本当にうれしいです。私は行ってないのですがまるでその場にいたような感じです。


  新製品の開発コンセプトですが、一言「打倒 閃ブレード」を合言葉にしていこうと思います。

  写真左から、五号機、初号機、零号機、量産型の前作、今回の新製品を入れるケース


閃ブレードの特徴として

・とにかく光量が大きい(短時間タイプのサイリウムに負けないぐらい)
・色を手動で変更ができる
ことがあげられます。

 しかし、これはもはや「ペンライト」と呼ぶことのできないでしょうね…。

 そこで名づけました。名付けて
「シナモンブレード」
…なんだかシナモンブレッドっていう菓子パンの仲間みたいですね。
ちなみに、前作は「シナモンライト」軽い感じでいいんじゃない?かな。

 これまで、色の変わるペンライトはいくつか知られていますが、閃ブレードに敵うものはあんまり知られていなかったのではないでしょうか。
このサイトで、それを実現していきます。

ただ、打倒閃ブレードと一言で言っても、大閃光でフルカラーを実現することに困難な点がいくつかあります。


・出力が上がるので、それに耐えうる部品の選定
・高出力回路での光の制御
・十分な電力の供給
・明るいものを見るとすべてが「白」に見える現象
・部品が大型になるため本体の軽量化
等など…

 これを単4電池2本で実現したいと思います。
 特に困難なのが下の三つです。電力の供給のために単4電池2本にしました。本当は単4電池1本で作れればよかったのですが、1本ではどうしても出力が足りないためです。
 新品の電池で内部抵抗が約1オームなので、効率よく取り出せる電流は1.5Aぐらいまでですが
棒の内部に埋まる効率のよい昇圧回路が手に入りそうもないので、断念しました。
1.5Vから3.7Vを作ると、現状で手に入れられる回路での規格値の効率はせいぜい80%です。正直、技術的に厳しいところです。

 見た目が白になるのは、光が強いため色が分かりにくくなってしまうためです。これも棒全体が光るようになれば幾分改善されると思います。
 現時点での対策は、発光素子に光を集めるレンズを付けることに有ります。しかし、ちょうどいいレンズが手に入るか不明です。

 軽量化に関しては、完全に物理的な問題になるので有る意味どうしようもない…のですが部品の選定で少しでも軽いものを選んであげる必要があります。

 
閃ブレードと比較して以下のような特徴をつけたいと思います。
・色が瞬時に変えられる(閃ブレードでは色を変えるには先端の棒を変える必要がある、部品として取り扱っていない色を再現するのは困難)
・単4電池2本で光らせる(SG-309を使用したモデルでは高価なリチウム電池が必要)
・100g以下(SG-309本体が約61グラム、その他もろもろの部品を付けると80グラム弱なのですが単4アルカリ電池2本で50グラムぐらいになってしまうため、一つの目標として)
 本体の大きさは、太さが閃ブレードで最も太い部分と同じぐらいの32mm、長さは前作と同じ250mmとします。
 この太さは、透明ポリカーボネートパイプの規格サイズで、電池が2本入る太さのものとしました。アクリルだと割れる心配があるので、今回こそは別の材質で作りたいと思います。今度こそポリカパイプが使えそう…実際に前作ではアクリルパイプを何本割った事やら。

 ライブによっては持ち込めるサイリウムのサイズに制限がある場合があるそうです。ランティス(みのりん)のライブだと「サイリウムは25cm以内のものに限る」という規約がある、とのことです。もっとも、この事実は前作のペンライトを完成させた後に知ったのですが。

 25cmだとA4サイズの書類が入るかばんに入る、だったり振っていてちょうどいいだろう、という自分の感覚で決めました。あとは1mを等分して、33cmだと長すぎるし20cmだと光る部分が短くなってしまうという、材料の有効活用という面もあります。

というわけで作っていきます。

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