コミケ80までに間に合わせるために続けた作業が、
シナモンブレードの電池ボックスを厚手の両面テープで固定
電池を外すためにリボンを付ける
可変抵抗の周りをホットボンドで固定する
塩ビのキャップを付けてつまみを付ける
ケースの中に白いシートを入れる
パイプ先端にキャップを付ける
本体をケースにしまう
を、残り30時間でやらなければいけないのです。
コミケに持っていくものは、シナモンブレードII、ライトIIともに150本ほど、合計300個を仕上げる必要があります。かけられる時間は1本当たり6分。
残された選択肢は、
急いで全てを仕上げる
全部持っていくことをあきらめる
寝る時間、移動時間を作業にあてて時間を増やす
どうするか…考えている時間もない。
と、ここで第4の選択肢が現れました。
「うちでよければ、都区内にあるスペースを提供します」
シナモンブレードの部品製作で手伝ってもらった、でぃーさんからのオファーでした。
渡りに船の申し出でした。こちらからも有り難く、お言葉に甘えることにしました。
これで作業時間が大幅に確保できるようになりました。
これで間に合う!
8月11日、作業用の荷物をでぃーさん宅に送り、残りを別のところへ送りました。
家から近くのコンビニまで持って行くだけでも、普段なら5分で着くところが15分かかり大変でした。
(実際にはこれの5倍ぐらいの量がありました)
8月12日、親戚と別れて東京へ向かいます。新幹線の中でしばしの休憩の時間です。
親戚と会うと色々と気を使います…
「荷物の発送状況を確認したら、現在確認中になっています」
ああ、時々宅配便の発送センターでの入力に失敗すると起こることですね。
「気になって問い合わせてみたら、長崎に行ってしまったそうです」
長崎!?
本当ならば、長崎から東京まで2日かかるはず。2日後はコミケ当日、出展は絶望的です。
当日に届かなければ、これまでの準備が水の泡になってしまいます。
本当に泣くしかない事態です。
よりによってこんな状況で…しかも、なぜ長崎…郵便番号も全然違いますし・
twitterのダイレクトメッセージで送ってもらったのは、通過連絡さん。今回のコミケ出展の手配から、出展準備、設営、当日の売り子、打ち上げの段取りなど、今回の出展に当たって多大な協力を得ました。
自分も気が気でないので、運送会社にずっと電話しました。
発送時のラベルを持っていたことが不幸中の幸いでした。
結局新幹線の中ではほとんど休むことがありませんでした。
何度も問い合わせた結果、交通状態にもよるが、明日の夕方までには届けてくれる、と言うことでした。なんとか13日までに届けてほしい、とお願いしました。不安になりながらも、ひとまず片付きました。
区内のでぃーさん宅へ向かい、作業を始めます。このおかげで、夜中から朝の時間が確保できたと同時に、組み立ての手伝いをしていただきました。
コミケ出展まで、残り1日。
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