トナー転写で基板を作成しようと色々と工夫していますが…
うまくトナーが定着せず、失敗したらやすりで削って、もう一度転写…という具合に続けて10枚ぐらい。確かに失敗してもやり直しがきくのは有り難いのですが、そろそろ疲れてきました。今週中に基板を完成させたかったのですが、どうもうまくいかず、完成が遅れるかもしれません。
そんな中で、自分なりの技を身につけました。
1)紙を濡らして、基板に貼り付けます。紙は富士フィルムの「画彩」シリーズの、ブドウのものです。
2)この紙をアイロンで「化学繊維2」ぐらいの温度(約170℃ぐらい)に設定して、重しを乗せて基板に圧力を掛けながら、約10分熱します。
3)熱し終わったら、水につけてしばらく経って、紙がふやけてからはがします。
すると、うまく行くとこれぐらい定着します。
他のサイトでは、定着させるために高温にしているのですが、こちらで試したところ、紙が乾いてしまって密着できず、定着がうまく行きませんでした。
また、紙を張り付けるとき、気泡が入っているとその部分が浮いてしまい、やはりうまく密着できません。トナーの種類によっても最適温度が違ってくるのかもしれません。
だいぶ密着できたのですが、それでも完璧とは言えません。はがれるのはその原因を考えたところ…このアイロンと台が良くないのではないか、という結論に達しました。
写真のアイロンを使用していますが、ご覧の通り溝があります。はがれるのはほとんど基板上6割ぐらいのところですので、この溝の部分が密着できず、はがれてしまってる可能性があります。また、その下のアイロン台が柔らかいので圧力を掛けられないのも一つかもしれません。
そこで、次回はさらに金属の板を敷いて、基板全体に圧力がかかるようにする予定です。
先日はありがとうございました。
返信削除がんばっていますね、私もさんざん失敗しました。
とにかく圧力をかける事です。
下に金属板を敷くアイデアはいいと思います。
またご連絡しますね(^0^)
統括Pさん
返信削除アドバイスありがとうございます。
やっぱり難しいのですか…でもこれが出来れば最強なのですよね。ちなみに、30回ぐらいやって物になるのは5枚ぐらい、5枚は基板に書き込んで修正して使います。
「とにかく圧力」次回はもっと圧力を掛けてみます。