iNSTITUTEM@STER

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2011年9月29日木曜日

シナモンブレードII 増産モデル(Rev.1)のマイナーチェンジ


最近ブログも、twitterなどにも書き込みがほとんどできていませんが。生きています。一応。

新作作成のために、色々と使い勝手に関するご連絡を頂いております。
まず改良しなければならないところには、その強度です。


振っている間に、細かい衝撃が伝わって、特にLEDと本体をつなぐ電線が切れてしまうことが報告されております。
先日お伝えした、電線の加工時に傷を付けてしまったことによるものと相まって、切れてしまうと考えられます。


この対策としては、本来ならケースにしっかりとLEDを付けるべきでしょう。
しかし、この構造ではケースに付けることは無理なので、基板に取り付けます。
基板とLEDをつなぐ導線の一本を太い物にして、さらに接着剤で固定します。
今回も、使った接着剤は前回紹介した、セメダイン スーパーXです。

続いて、つまみ部分についている塩ビキャップですが、
これを深いものに変更します。
電池交換がしやすいことを考えて浅いものを選びましたが、3時間近く使えるようになった今、
基板を固定することを第一にした方が良さそうです。

三つ目に、色を追加します。
これまで、「真モード!黒が『発色』できる!」と言いながら機能を付けましたが、
今回は、真色として良く使われる「紺色」を追加します。
写真上が青、下が紺です。青紫っぽくも見えます。
いかがでしょうか。

前回の書き込みについて、この場で返事をいたします。

キット品についてですが、ご希望があれば前向きに検討していきたいと思います。
ケースを加工するかしないか、基板の部品を載せるか載せないか、
どの段階での頒布をしようかは考えていきたいと思います。

安定性について、前作シナモンブレードのときもそうでしたが、
まだ壊れやすいのは確かです。
振っても壊れない、落としても壊れないなど、皆さんに広く使ってもらうには必須の条件であると感じております。

ただ、これまで製作をして、「どこが壊れやすいか」「どうやって壊れるか」と言ったノウハウが大分たまってきました。
ほぼ確実に、基板が細かい振動をすることで壊れています。
これを踏まえて、3作目の設計を見直し、これまでと構造を大幅に変更して、電池だけを取り外せるようにする予定です。
どのような構造にするかは、試作をしながら考えていきます。


貴重なご意見ありがとうございます。
苦情なども、真摯に受け止めてまいります。

2011年9月19日月曜日

シナモンブレード製作のお手伝いについて、今後の方針など

この度は、多くの方にシナモンブレードのお手伝いにご協力頂き感謝しています。

残り20枚分の募集をしております。
ご質問もお受けいたしますので、気軽にお問い合わせください。
(ご質問の際、お名前はスペースだけでも結構です)
シナモンブレードのはんだ付けは、定員になりましたので一旦締め切ります。
ご協力ありがとうございます。


他の作業(シートのカットなど)はまだ募集しております。
興味のある方、お申し込みをお待ちしております。

シナモンブレードの今後ですが、まずはスケジュールについて、
できることなら早めにお譲りしたいのですが、コミックマーケット81への申し込みを行うことにしましたので、以下の通りといたします。

コミックマーケット81への申し込みを行い、当選が決まりましたら、その場で出展、出品いたします。
前回と同じように、通販分も別口に用意する予定です。

落選しましたら、大部分を通販に回す予定です。
まだ決定ではありませんが、委託販売なども検討しております。

先日のコミケ80では、「10月増産予定」とお伝えいたしましたが、こちらが引っ越しなどで忙しくなること等から、延期する可能性が高くなりました。


その傍らで、シナモンブレードIII、シナモンライトIIIの開発も進めております。来年夏前をめどに製作をしようと思います。


「このような機能が欲しい」など、どんな些細な要望でもおっしゃってください。
「別の人がもうすでに言ったかも」という内容でも、同じ言葉が大勢から来ると、採用される可能性が格段に上がります。

あくまでも、ユーザーの方々と同格の立場で、草の根のように広めていきたいと思います。

2011年9月18日日曜日

シナモンブレードII増産とお手伝いの募集

 先日より、シナモンブレードが好評でしたので、マイナーチェンジして再度増産を行うことを決定しました。

 

 そこで、前回と同じように、シナモンブレードの作成のお手伝いを頂ける方を募集します。
募集要項はこちら
http://institute-master.blogspot.com/p/blog-page_29.html

作業の詳細はこちらをご参照ください。
http://institute-master.blogspot.com/p/blog-page_2206.html

 今回は、こちらの事情により10月中旬に到着するようにスケジュールを組んでいきます。

 特に、シナモンブレードのはんだ付けのお願いでは、部品数の単位を決めました。
 謝礼をシナモンブレード・シナモンライトの単価に合わせるように設定しました。もちろん複数個口でもかまいません。

 基板は、前回よりいくつか修正をしました。はんだ付けのパターン位置を調節して、少しははんだ付けっがしやすくなった…はずです。


 それ以外にも、はんだごてを使ったことのない方でもお手伝い頂ける内容の物もあります。

 

 また、シナモンブレードに興味はあるからここの項目以外に作業を協力したい、と熱烈に希望していただいた方にも、ここにないで内容でもお手伝いをしたいと思います。


 シナモンブレードに興味のある方、お待ちしております。

2011年9月15日木曜日

シナモンブレードII、シナモンライトII コミックマーケットC80での頒布について(6)終

 コミケでの出展は、なんとか無事に終わりましたが、反省する点もかなり多かったと思います。
 とにかく、周りに迷惑をかけすぎたと感じています。
 初めてのコミケ出展で知らないこともいっぱいあったのも事実です。今回は、両隣とも偶然顔見知りだったことで騒ぎになりませんでしたが、おカネが絡んでいる以上、一触即発の状態になっていた可能性も十分にあります。


 スペースの面積の割にかなりの量を持ちこんだので、荷物の置き場所が無く、明らかに周りにせり出してしまいました。
 ディスプレイも、大きな箱を端においてしまったため、何かの拍子に隣に押しだすようになってしまいました。

 そのため、再三コミケスタッフより、列の整理や自分のスペースを守るように、など注意を受けておりました。

 特に震災以降、「想定外」という言葉での言い訳は通用しないと感じていますが、広さに対して物量が多すぎたこと、来訪者の整理が回らなかったのは、次回以降気を付けます。


 一方で、かねてからの念願だったコミケ出展を果たすことで、これまでネット上だけの知り合いの方と直接話すことができたり、以前会ったことのある方と久しぶりの再会を果たすなど、ますます人とのつながりが増えたと思います。

 と、今回でコミケ出展のノウハウをつかみましたので、次回は、さらに良く運営ができるようにしていきます。
 今後とも改良を繰り返していきますので、こういう機能が欲しい、この辺を直してほしい、などのアイディアがあればどしどしおよせください。

 次回は合体で申し込んでください、と言われておりますので、次回は倍のスペースで頒布できるといいな、と思います。

2011年9月11日日曜日

シナモンブレードII、シナモンライトII コミックマーケットC80での頒布について(5)

8月14日、一生で忘れられない日になりました。

ついにきました、コミケ当日、これまでに作成したシナモンブレードII、シナモンライトIIを持って東京ビッグサイトへ向かいます。


朝7時前、シャオさんの紹介で知り合ったモツ煮さんとともに、ビッグサイトへ向かいます。モツ煮さんに道を案内してもらったおかげで、この人ゴミの中、スムーズに会場へ向かうことができました。

参加人数が20万人を超えるイベントと言うことで、混雑は予想していましたので問題は無いのですが、何しろ荷物が多いので、とにかく動きにくいです。流れに乗って、自分のスペースへ向かいます。




ついにきました、東京ビッグサイト。
テンションがどんどん高まります。


自分のスペースに着くなり、大量のパンフレットがお出迎えです。
同人誌即売会イベントの案内等ですが、正直、このシナモンブレードを持って参加しやすそうなイベントが見当たりませんでした…どれもいまいち場違いに感じます。



自分の荷物を片づけると、手伝ってくれる通過連絡さん、シャオさんが到着します。ディスプレイを出して、テーブルの上に展開します。ディスプレイだけなら、8時半ぐらいに展開が終わります。ここから、シナモンブレードに電池を入れて出すのですが…これがとても面倒です。あらかじめ用意するべきだと思いました。

結局、一通り展開が終わったのが9時45分ぐらい。
このようになりました。

右側の箱は、黒い布を敷いて実際に光らせて、色を分かってもらうようにしています。手前には名刺、その左の小箱にはつまみが入っています。


ディスプレイを作成中に、何人か尋ねに来た方がいました。他のサークルの方、スタッフの方、興味を持ってもらい、嬉しい限りです。ですが、まだディスプレイが完成していないので、10時以降に来てもらうようにお願いします。


この時点で、二人はコミケを堪能してもらうために一旦スペースを離れます。
まずは有名サークルで買い物を済ませてから、こちらに流れてくるものだろうと考えていました。 なので、しばらくは一人でもなんとかなるだろう、と思っていました。


午前10時、開場。

ここからは、写真を撮る暇が無く文字ばかりになりますがお許しください。
多くの一般参加者があっという間に会場を埋め尽くします。大手サークルを中心に、列ができてきます。

自分も、今か今かと待ちかまえています。

朝一番に、自分のサークルに来る人もいました。嬉しい限りです。

後から何人も来て、シナモンブレードを買ってくれました。ありがとうございます。



ですが、気が付いたら、行列が10人弱、出来上がりました。
朝一から、島のど真ん中に行列ができました。


ちょっと捌ききれないかな…と思い、二人に電話をするものの、案の定つながらない。
スタッフから、なんとかしてください、と何度も催促されます。



ここで、第3の協力者が現れました。
左隣のサークル「浅神製作所」の浅神さんです。この浅神さんは、去年のidol p@ssion festaで知り合った顔見知りです。偶然隣の席になりましたが、浅神製作所さんもグッズ製作サークルなので、必然なのかもしれません。


まず、最後尾札を頂きます。これでばらばらだった列がまとまります。
整列の手伝いもしてもらいます。なんとか捌けるかな、と思いました。

隣のサークルの最後尾札を作るなんて…と少々複雑な気分でしたが、「一度最後尾札を作りたかった」と後日談です。



それでも列は伸びます。スタッフにも注意されます。直接整理しないといい加減まずい…早く帰ってきて…と思っていたところ、第4の協力者が現れました。


右隣のサークル「青魔堂」サークルで手伝いをしていた、アリスさんです。
実はこの方も、アイドルマスターのライブで会ったことのある顔見知りです。すぐ右隣りまではリリカルなのは系のサークルだったので、まさかここで会えるとは!


外に出て、列の整理をしてくれました。非常に助かりました。

自分が中で販売、外でアリスさんの列の整理、なんとか流れができました。









10時半を回ったごろ、大手サークルで買い物が終わった人たちが徐々に流れてきます。それに伴って、行列もどんどん伸びていきます。このころ、通過連絡さん、シャオさんも戻ります。この列に驚いて、すぐにスペースで販売、列整理に戻ります。

隣のサークルだけでなく、三つ隣のサークルまで列が出来上がります。20人弱ぐらいでしょうか。島中にここまで行列ができるのは滅多にないでしょう…スタッフより再三の注意を受けます。二列にして、自分と通過連絡さんが販売、シャオさんが整列とフル体制で行きます。


10時50分時点で、既にシナモンブレードが残り50本ほどになります。





シナモンブレードのほうが売れ行きが良く、シナモンブレードの倍ぐらい出ていきます。






 そして、午前11時53分、シナモンブレードIIが完売しました。



実際には不良もあったので、手元に不良品が数本残っていますが、6か月にわたり製作を続けたシナモンブレードIIは、わずか2時間足らずで完売しました。


その後も、尋ねに来る方が何人もいましたが、後日増産予定、と告げて謝りました。



午後は、慌ただしい場面もありましたが、シナモンブレードユーザーや、ライブなどでの知り合いと多少話をする時間ができます。
また、残ったシナモンライトは、初めて見る人向けに、お試しの意味を込めてセールスを続けます。この色が変わるのを見て驚きながら、アイマスキャラの色が一通り全員出るを見て興味を持ってくれる人もいて、ちょっとずつ売れ続けます。



午後3時を回り、帰るサークルもちらほら現れましたが、最後までコミケを見守りたく、何しろまだ物が残っているので最後まで居ます。




この辺で、打ち上げに参加する、シナモンブレードの製作を手伝ってくれた方がたと合流します。この後、片づけまで手伝ってもらいました。


 午後4時、閉会。


今年の大イベントが終わりました。
同人誌会にとっても、自分にとっても。






片づけて、予定より遅れながら、打ち上げ会場へ向かいます。
酒には弱いのですが、ビールは格別でした。


今回、初めてのコミケ出展と言うことで、思い出深い一日でしたが、考えるべき点もいっぱいありました。
次回、後片付け編と言うことでまとめます。

2011年9月8日木曜日

シナモンブレードII、シナモンライトII コミックマーケットC80での頒布について(4)

コミケまで残り1日、予定ならば、コミケそのものが初参加ということで下見に行きたかったのですが、このペースでは下見をする余裕もない…

いろいろと話が飛んでしまい、読みにくくなってご迷惑をおかけします。
前回、残りの作業を並べましたが、この時点で

:家を出る前に完了
シナモンブレードの電池ボックスを厚手の両面テープで固定
電池を外すためにリボンを付ける
可変抵抗の周りをホットボンドで固定する
:でぃーさんの家で一部完了
ケースの中に白いシートを入れる
パイプ先端にキャップを付ける
:未着手
塩ビのキャップを付けてつまみを付ける
本体をケースにしまう

です。

ここまでの流れをまとめると、
8月9日 ケース到着
8月10日 親戚到着、作業が一時停止
8月11日 部材を通過連絡さん、でぃーさんのところへ発送
8月12日 東京へ向かう、通過連絡さんのところへ向かう部材が長崎へ行ったことが判明




通過連絡さんのところへ向かう荷物は長崎へ行きましたが、
でぃーさんのところへ向かう荷物は、予定通り到着しました。


でぃーさんの家では、新たに問題になった、
「シナモンライトの電池がいまいち固定できない」
「ケースにバリが残っている」
を解決しようとしました。

シナモンライトの電池金具をまげて、少しでも外れにくくしました。
ケース裏側に残っているバリをやすりで削りました。

時間も材料も無いので、今対策できることを試したのですが、
これらの作業も焼け石に水だったようです。


午前中は、でぃーさんの家で作業をしました。2時間ほど仮眠をとって、バリ取り、電池金具の加工、組み立て、とりあえずできるところまで仕上げます。

切りの良いところまで作業をして、でぃーさんも出かけるので、一旦切り上げます。
荷物を持って蒲田のホテルへ向かいます。

製作もしなければいけないのですが、スペース設営のための道具も用意して、そして、明日の出展の手伝いをしてもらうもう一人の協力者、シャオさんと合流して、明日のことを伝えなければ行けません。コンビニのスイーツを食べながら、カラオケでアニソン等を歌ってオタク同士の交流する「コンスイ会」の取りまとめ役です。この「コンスイ会」で知り合った人たちや、シャオさん経由で知り合った方たちか出展します。


作業、作業をしなければいけない…

最終組み立てをベッドの上で行います。

できることなら、今日は寝る時間を確保したい。



そして、日付が変わってコミケ3日目、出展当日の2時過ぎ





ここまで完成しました!



しかし、この3倍の量が、白いシートやキャップは組み立てたものの、本体をまだケースにしまっていません。早めに組み立てても電池も無くなるので、当日の出展前に組み立てることにしました。これが当日慌てる原因になったのです。

つまみは、付ける時間が無くなってしまったので、当日つまみを選んでもらう、と言うことで一緒に渡すことにしました。



あと少し寝ると、東京ビッグサイトが待っている。