iNSTITUTEM@STER

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2011年3月30日水曜日

台北之旅 第五天(終)

 ついに台湾を離れる時が来ました。この日は、空港に行ってそのまま飛び立つだけです。
 空港行きのバスに乗って、空港に行って日本に帰ります。パスに乗る時は先に代金を箱に入れます。会社によって違うようですが、今回のバスでは90NTDでした。100NTD札しかなかったので、お釣り不要ということでそのまま渡しました。どうせ持っていてももう使い道がないし…


 こうして、5日間の台湾の旅が終わりました。今回も、いろいろな戦利品を持って帰ってきました。いろいろと紹介していきます。

 中国語で書かれた英語学習の本です。もちろん、英語の訳が中国語で書かれています。7000語と言っても、たとえばgraduateとgraduationが別の単語としてカウントされていたりするので、実質はこの半分ぐらいでしょうか。CDが付いていますが、中のデータはMP3ですので、ただのCDプレイヤーでは再生できません。

 以前「安い!!」と言った電子部品です。これだけで169NTD(470円)です。タンタルコンデンサの他、LEDやらピンヘッダー等を買いました。
  電子部品続きです。今度は片面ガラスエポキシ生感光基板150mm*300mm*1.0mmで175NTD(490円)と、感光材15NTD(42円)です。かなり安いです。他にも、日本製の2回路6段ロータリースイッチが45NTD(130円)でした。日本の関税や流通のコストがいかに高いかが分かります。

  日本国外版アイドルマスター2です。価格はほとんど変わりません。中身も一緒です。違うのは、CEROのマークが入っていないぐらいです。
 ミンゴスライブでの特典付きの物です。当たったらXBOX360本体やミンゴスのサインが もらえます。ちょっとした説明書き以外は全部日本語です。

 台湾・香港版ファミ通です。絵や紹介しているゲームなどの中身は日本で売っているものと基本的に同じです。こちらは完全に翻訳されています。
  ファミ通の中身です。読んだことのある人には分かると思いますが、本当に同じで、きれいに翻訳されています。
 台北市の地図とメモリーズオフ6中国語版です。こちらも、セリフは日本語そのままで、字幕は中国語になっています。

 ミンゴスライブのコール本と、先日紹介した、筆侠さんたちの描いたアイドルマスター同人誌です。日本では絶対に手に入らないでしょう。かなり良くできています。このコール本は、今回お世話になった悪徳さんたちが製作したものです。日本のコール本製作者と連絡を取りながら、内容を編集して…と紆余曲折を経てやっと完成しました。情熱を感じます。
 先ほどの同人誌の中身の一部です。絵のタッチは日本人の描く同人誌と変わらないと思います。飛行機の中で読ませていただきました。面白かったです。 


 今回の旅も、思い出に残るものでした。二度と忘れないでしょう。今回は特に色々な人と出会いがありました。また機会があればぜひとも行きたいと思います。現地でお会いした方、この文章を読んでいただいた方、ありがとうございました。

2011年3月25日金曜日

台北之旅 第四天

 すっかりまとめるのが遅くなってしまった、台北之旅シリーズですが、生活も落ち着き、ブログも再開し、 被災地も徐々に復興に向かっていますので、続きを書いていきます。

 4日目は、まず台北の生活を味わうために、台北郊外の街へ地下鉄ぶらり旅をしました。
 南勢角から永安市場まで歩いていきます。

 途中の町並みは、高層の建物が立ち並ぶ、やっぱりアジアの都市だなあ、という雰囲気です。


 途中の市場にも立ち寄ったり、スーパーでおみやげを買ったりとしました。台北で暮らしたら、こういうところに行くのかな、とか思ってきます。

 午後も、台北の町並み探索なのですが、今度は。なんとガイド付きで電気街へ繰り出します。一人旅でガイドを付けるなんて、何と言う贅沢!

 ガイドは、昨日お世話になった悪徳さん、愚民MK-3さんです。しかも、彼らは昼までの仕事が終わって、そのまま来ています。さらに、この日の夜も別の仕事があって、休む暇もなさそうです。これは彼らが次回日本に来た時には、同じぐらいのガイドをしてあげるべきですね。

場所は、忠孝新生駅の近く、駅の北西にあります。台湾には、この電気街もそうですし、一日目に行った書店もそうですが、同じような物を扱うお店が集中しているエリアがあります。

 日本の秋葉原電気街にも似たような、電子部品を取り扱うお店、パソコンや電化製品を取り扱うお店が立ち並びます。

 電子部品を扱うお店はかなり多いです。秋葉原のラジオデパートのような、一つのビルに小さなお店がいくつも集まるようなところも多いです。
 お店の数は秋葉原のほうが多いかな、と感じていますが、一つ一つの規模が大きなところが大きく、扱っているものはほとんど変わりません。日本で良く見かけるキット類の数は多くはありませんが、何より、とにかく安いです。たとえば、タンタルコンデンサ16V25μFがばら売りで1個20NTD(約57円)など破格です。(まだ実際に組み立てていないので品質は何とも言えませんが)この辺りは、後ほど戦利品ということで、まとめます。

 すっかり暗くなりました。こちらはパソコン関連のお店が並ぶところです。この中に、日本のフィギュアを扱うお店があるので案内してもらいました。ビルの2階にあるのですが、目立った看板は無く、一人できたら絶対見逃していただろう、というところにあります。
  時間がもう少しあるので、3人で日本ではなかなか入る気の起きない、メイド喫茶へ行くいことにしました。台北駅すぐ近くのFatimaidです。ハンバーガー・ドリンク・デザートで300NTD(840円)です。お店の人は多分日本語も話せます。中国語、英語、日本語のメニューがあります。コミュニケーションノートを読むと、やはり日本人も大勢来ているようです。

 こちらはデザートのケーキです。テーブルの上なら撮影OKとのことでした。お皿の上には、お店の名前と、NHKのどーもくんのようなキャラクターが描かれています。チョコレートで書かれているので、色をみてもどう見てもどーもくんです。本当にありがとうございました。
 お味は、まあ特段めちゃくちゃおいしい、というわけではないです。まあ、メインはメイドさんなので仕方がないでしょう。

 これだけのメニューで日本で食べると、おそらくこの2,3倍ぐらいはかかるでしょう。なので、凄く安い!!…と言いたいのですが、ここは台湾、マクドナルドの時給が100NTD(280円)です。名古屋駅近くでも850円~1000円ぐらいなので、彼らにとってこの300NTDは、日本人のイメージとしては3000円ぐらいでしょうか。現地の価格に0を一つ付けたのが、現地の人が感じている金額のイメージでしょう。

 と、体力的にもお財布的にも二人には相当無理をさせてしまったかと思います。その辺を反省しながらも、おかげさまで忘れられない、とても楽しい一日でした。昨日に引き続き、今日も悪徳さんと愚民MK-3さんに多大な感謝をしています。

 次回は、戦利品を紹介します。

2011年3月24日木曜日

引っ越しが落ち着いたのでブログ・サポート再開

 引っ越しのためにサポートが不十分になる、と先週からお知らせしておりましたが、この度引っ越しが無事に終わり、環境も整いました。なので、本日から再び稼働してまいります。

 現在、ノーマルのサイリウムの代わりとなる細いモデルの「シナモンライト」と、「シナモンブレード」の改良・量産準備を進めております。現時点の予定では、両方とも今年8月の完成を目指しております。

 しかし、新体制になることで、これまでのように平日の対応が難しくなる可能性があります。現在の新居では、音も響いてしまい、夜にボール盤を動かすなどの工作が難しい状況です。転居のために資本も使ってしまったのも正直なところです。

 今まで以上に量産をしたいのですが、どのように作っていくかは現在検討中です。
 今後ともよろしくお願いいたします。

2011年3月15日火曜日

3月11日付で発送したシナモンブレードを受け取った方へ

 3月11日に何名かの方にシナモンブレードを発送致しました。しかし、こちらから郵便局のほうへ引き渡す際に、1個入りと2個入りの箱が混ざってしまいました。

 2本ご注文を頂いたにもかかわらず、1本しか入っていない、とのことでしたら、早急にご連絡ください。また、反対に1本のご注文のところに2本入っておりましたら、こちらに着払いで送っていただけると幸いです。どうかご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 発送時に、引き渡しの際に十分に郵便局のほうに伝えなかったこと、パッケージが全く同じで判別が困難なことで、このような事態を招いてしまい、皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしました。今後、このような事が無いように、対策を行う次第です。

2011年3月14日月曜日

引っ越しのためのサポート色々について

 この度は、3月15日付で愛知県から兵庫県へ転居します。
 そのため、引っ越しの準備のために各種対応が遅れることが予想されます。

 この数日間は、メールへの返信が遅れる可能性がありますのでご了承ください。
 と言っても、何度か海外へ出ているときに比べるとすぐに対応できるようになるかと思いますが…

 修理品の発送等も、新しい住居へ送っていただくことになります。
 発送の際は、改めてご連絡を頂きますようお願いいたします。

シナモンブレード・シナモンライトの非常時の使用について

 先ほどのニュースより、原子力発電施設の炉心溶融、発電施設の被災による輪番停電、そして被災地では食糧が足りないなど、被災された方は本当に大変な状態かと思います。被災に遭われた方の直接のご様子が分からず、こちらから今出来ることは、無事に回復することを祈るばかりです。

 また、停電の時にシナモンブレードが役に立った、というお話を時々伺います。確かに、元々は「アイマスライブ以外でも色々な場面で使用できる」という触れ込みではありましたが、この災害に少しでもお役に立てたのは大変光栄です。

 そこで、実際に純粋な「ライト」として使用することについて検討したいと思います。
 
1)懐中電灯の代わりとして
 シナモンライト(前作)は単4電池1本、ブレード(今作)は単4電池2本で照らせる、というのは大きいと思います。その光の量を比較しました。基板を裸にしておき、1.2m先の物体を照らします。

 まずはシナモンライトから。赤色です。
 
 白色ではこちら
  …正直何があるか分からないと思います。
 一方、シナモンブレードではこちら。レンズは外してあります。もちろんカメラの設定は同じです。

 緑色


 白色はこちら
 
 照らす量が全く違うと思いますが、特にお伝えしたいのが光る角度です。
 壁一面が明るくなっているかと思います。レンズを外した状態では、およそ120度の範囲を照らすことができます。ちなみに、レンズをつけるとさらに光る範囲が狭まります。
 
 照明代わりとしてお使い頂くのであれば、レンズを外して頂くと良いかと思います。

2)存在をアピールするために
 こちらはある意味では正しい使い方(ステージ上の人にこちらの存在をアピールするため)なのですが、あくまでも災害の時を想定して話を進めます。

 まず、特に長時間アピールするためには、その電池の持ちが長くなるようにする必要があります。
 各色で表示させたときの消費電流を測定しました。
 
 ご覧の通り、シナモンブレードでは緑が、シナモンライトでは青が最も消費電流が小さくなります。色を混合させている他の色では、総じて消費電流が大きくなります。2倍にならないのは、電源ユニットの出力が追いつかないためです。電池の代わりのACアダプタを用いると、たとえば緑色では350mA、ヒヨコ色は820mAと出力に比例した消費電流となります。

 緑色または青色が消費電流を抑えられるのですが、青色は、特に暗い屋外では認識しにくい色でもあります。また、定格の光束が、緑が30lmに対して青が10lmと、3倍違います。単純に、緑色では人間の目に入る光束も大きくなります。

 そのため、長い時間アピールするには、緑色で光らせるのが最も良いといえます。


 まとめると、非常時での利用については
・レンズを外す
・懐中電灯として使用するなら白、信号を送るなら緑で使う

 と良いでしょう。


 電池の入れっぱなしは本来電池の破損につながるのでお勧めできませんが、電池を入れたままにして時々点検すると非常時に役立つかもしれません。

2011年3月12日土曜日

シナモンブレード出荷と東北大地震について

 本当なら台北之旅シリーズを書くはずだっだのですが、地震の被害があまりにも大きいため、予定を変更します。

 3月11日に発生いたしました地震の被害に遭われた方に、文中をもちましてお見舞い申し上げます。

 マグニチュード8.8の地震は日本の最大規模の地震だそうです。(CNNではマグニチュード8.9と報道しています)これは1900年以降に発生した地震で5番目の大きさです。
http://edition.cnn.com/2011/TECH/social.media/03/11/quake.fast.company/index.html
 マグニチュードは対数スケールです。エネルギーは2違うと1000倍、1違うと約31.6倍違います。

 こちら名古屋でも、ゆっくり大きく揺れました。今までに感じたことのない揺れで、ただならぬ予感はしましたが、すぐに避難をしましたがこちらは特に被害はありませんでした。

 こんなタイミングにシナモンブレードを発送しましたが、発送したのが本日の朝です。当日こんなことになるとは予想しておりませんでした。


 今回発送したものは、いくつかの仕様の違う込み合わせが存在します。


 つまみについては以前もお伝えいたしましたが、写真の通りキャップの深さ、基板の素材にそれぞれ2通りあります。さらに、パイプの素材も、ポリカーボネートとアクリルと2通りあります。

 これは、実は予定数50としたところ、1日でこの予定を超えるご注文を頂いたため、一部部品の材料が足りず新たに注文しました。そのため、異なるタイプの物がいくつも出来上がったというわけです。もちろん、基本的な明るさと色を変えられる、電気的な部分は同じです。


 仕様変更で説明をしておりませんでしたが、基板とねじが若干斜めになっています。これは、振った時に基板が振動することを防ぐためです。ただの工作ミスという説もありますが多分それは無いです。
 
 ということで、この地震の影響で到着が遅れると思いますが、到着まで今しばらくお待ちください。

2011年3月8日火曜日

台北之旅 第三天

台北之旅シリーズのつづきです。ここからが旅の本番です。

まずは手始めに、世界で二番目に高い台北101に上ります。
昨年のブルジュ・ハリファが竣工するまではしばらく世界一の座に君臨しておりました。
 今日もいい天気です。技量と才能だけで軽く建てられるものじゃないのだから、人に言えない機密事項百万件以上♪きっと私(台北101)が一番、でもあなたもソコソコかも、そりゃ私と比べるからちょっと分悪いのよ~だって屋上のラインが、はるか遠くにあって、そう簡単には折れない、ある意味出来最高だよ、手抜きではなく正々堂々もちろんっ
 相手は世界3位の上海環球金融中心辺りでしょうか。

 ビルの中を一通り回った後、ここまできたなら天気もいいので上ることにします。ここで花博のチケットが役に立ちました。400NTD(1100円)が360NTD(1000円)になりました。

 景色は最高です。当然ながら遮るものは何もありません。

 天気が良いと外にも出られます。外は風が強かったのですが、ビルはほとんど揺れていません。巨大の球状の静振装置がビルにあり、これがうまく機能しているようです。この装置は見学もできます。やはり日本からの観光客も多く、中の人は日本語の話せる人が何人かいますし、貸し出し用の端末もばっちり日本語に対応しています。

 この後は、お待ちかね、OFF会です。地元とライブ後のオフ会に参加するのは実は初めてです。その初めてが海外とか。待ち合わせの西門駅に向かいます。
 西門は大きな商店街になっており、台北でも大きな繁華街です。この日は土曜日ということもあり、人がいっぱいです。ここで待ち合わせをします。出会えるかどうか心配でしたが、無事に出会うことが出来て一安心です。やはり一人では心細いところです。

 ここからは写真を撮り忘れてしまいましたので、文字だけとなってしまいごめんなさい。
 まずはみんなで鉄板焼きを頂きました。カウンターの前に鉄板があり、お店の人がその鉄板で肉などを焼きます。前回の餃子のお店と同じように、手元の紙に欲しいものを書いていき、お店の人の渡します。結構おいしいです。お値段を忘れてしまいましたが、確か200NTD(560円)か300NTD(840円)ぐらいだったかな。
 この後、一緒に台北のアニメイト+らしんばんへ向かいました。品ぞろえは日本の地方基幹店と同じぐらいの規模です。せっかく来たので、語学勉強も兼ねて中国語に翻訳されたゲームソフトを購入しました。日本のアニメイトカードは使えません。
 
 CDショップにも行きました。一見個人経営の小さなお店ですが、奥行きがあり、外国のレアなCDも輸入販売しているようで、MASTER ARTISTシリーズなども購入できるそうです。現地の人が良く利用するそうです。
 
 そして、しばらく歩いてカラオケへ向かいました。ビルの二階の奥にあります。このカラオケ店においてあるのは、そのまま日本の機種です。日本の曲も何も問題なく再生出来ます。そこには既に到着している人が3人ほど歌っていました。
 
 落ち着ける空間に着いたので、日本から持ってきた色々な物をここで拡げました。以前から見せてほしい、と言われたシナモンブレードと前作のライト、注文されたシナモンブレード、後は日本の食べ物をいくつか持って行きました。名古屋名物の台湾ラーメンのカップめんも持って行きました。台湾で食べる日本の台湾ラーメン、何だか複雑です。名古屋の千種・今池エリア等で食べられます。じゃがりこがあっという間に無くなったのは印象的でした。今度行くときはもっといっぱい買っていこうかな。
 
 曲も日本語で流れるので、まるで日本に居るかのようでした。脳の中が日本語に切り替わり、日本語が出てくることもしばしばありました。
 
 元々の理由は「千早誕生日」なのでした。これもすっかり忘れていました。
 
 この日は忘れられない一日となりました。3日目だけでこれだけの量になってしまったので、4日目以降は日を改めてまとめます。改めて、多忙の中この場を企画、開催していただいた悪徳さん、参加していただいたアーガマさん、イブリーズさん、筆侠さん、ヴィンセント.ワンさん、愚民MK-3さん、宿の帰りに台湾の生活等を教えていただいたマシン語さん(…あと何人か名前が思い出せない方がごめんなさい)ありがとうございます。この場を持って御礼いたします。
 
 次の日も濃い一日です。

2011年3月5日土曜日

台北之旅 第一天・第二天

 先日、台北へ行ってまいりました。

 今回も、前回の日記にある上海之旅と同じようなコンセプトでひとり旅でしたが、あんまり一人と言う感じはしませんでした。今回もラベルは「東方旅行記」で行きます。
 と言うのも、今回はほぼ毎日外国語をそれなりにしゃべっていました。

第一天

 泊まった先が「Taipei Hostel」という、そのまんまホステルで、何と言っても宿泊費が激安でした。一人部屋で500NTD(約1400円、入国した日のレートである1日本円=0.356ニュー台湾ドルとして計算、以下同じ)です。日本のネットカフェ並みのお値段です。
 お部屋はこんな感じです。
  そしてシャワー室。
 

 結構年季は入っていますが、手入れされているようです。まあ、日本の安めのネットカフェと同じぐらい…と思っても間違いないでしょうか。

 ただ、とにかく蚊が多いです。ですが、その蚊のことから話題をつかんで、色々な外国人と会話をすることができました。ロビーには宿泊者がテレビを見ていたり、パソコンをつけてネットを見ていたり等様々です。国籍も、ヨーロッパ系の人もアラブ系の人も、もちろん日本人もいました。ただ、距離が近いにもかかわらず、日本人はそんなに多くないらしいです。

 フロントの人も、どうも日本人とはトラブルになりやすくて嫌だとか…原因は外国語でしゃべろうとしない、日本語でなんでも話そうとするから話が通じない、おみやげをくれない、とか色々とぼやいていました。特に日本人のみなさん、つたない英語で問題ないのでコミュニケーションを取ろうと頑張ってください。
 この辺を語り出すと長くなるので次の話題へ行きます。

第二天

 次の日は、故宮博物院へ行こうと思ったのですが、途中で台北花博(台北国際花卉(かき)博覧会)の会場を通ったので、予定を変更してそちらへ行くとこにしました。万博マニア必見。
 そこでは、台湾人の気質を表す衝撃(?)な出来事がありました。
 台北花博の入場券は一般300NTD(840円)です。ところが、10人以上の団体では180NTD( 510円)とかなり安くなります。これを利用して入るのが得なのですが、

  一人で入場券を買おうとしたら、ある人が「一緒に団体でやらないか買わないか」と話しかけられました。

 何と言う団結力!悪い話ではないので、協力して一緒に買うことにしました。120元浮きました。

 その即席団体の中に、アメリカから帰ってきた姉と一緒に花博を回ろうとしてきた、自分より十数歳年上の姉妹がいました。話をしていると、「一緒回らないか」という話になりました。一人で回るのも寂しいですし、ちょうどいいので一緒に回ることにしました。何と言う有り難いお話です。

 万博というとパビリオンがつきものですが、大きなところはどこも1時間待ちとかなので、待ち時間なしで行けるような屋外の物を見て回ることにしました。雨は降っていませんが、ちょっと寒いです。
 こちらはベトナム。  

 続いてインドネシア・バリ島。前に居る二人が同行している姉妹です。インドネシアは基本的にイスラム教ですが、バリ島はヒンズー教です。 そのため、他の島と雰囲気ががらっと違います。しかも、観光業のためにインドネシア第二の経済力を誇る…だいぶ横道にそれてしまいました。

 そして、お待ちかねの日本はこちら。他の国は1スペースが基本ですが、日本はさすが、3スペース出展しています。そのうちの一つです。
  京都の竜安寺石庭に似た雰囲気の庭園です。このとき、石庭(枯山水)の意味する所を尋ねられましたが、残念ながら答えられませんでした。本当に何を聞かれるかわからないです…

 食事の時間になり、屋外のフードコートのようなところで食べることとしました。同行していた姉妹が一緒に座っている席に座ろうとした、ボランティアの高校生(話をして分かりました)と話を始めました。その後に食べ物を買いに行き、自分たちの番になった時にその高校生を呼び、カードを見せました。どうやらボランティアの人は10元安くなるそうです。自分たちも10元おまけをしてもらいました。

 次に向かったのはドームの中のアリーナです。今日は台湾の原住民からの出し物です。太鼓と、二人羽織の龍が見事に飛んだり跳ねたりと、芸を見せてくれました。

 しかし、お腹もいっぱいになって、昨日もよく眠れなかったせいか居眠りをしてしまいました…姉妹に突っ込まれる始末。ごめんなさい。

 気を取り直して、会場を回りながら、メイン会場の元サッカー場へ向かいます。
 客席が花で埋め尽くされています。上から見たらきっと凄いんだろうな…


 この時点で午後5時を回りました。姉妹はさすがに疲れたとのことで、ここでお別れをしました。自分はこの会場を一周してから帰ることにしました。
 会場の中では、いけばな池坊の出展がありました。ご存知の通り日本の華道家元ですが、海外を含め最大の会員数を誇ります。日本以外にも、台湾の団体からの出展も多くありました。

  放課後ティータイムをイメージした生け花でおいしそうです…他にも見事な生け花がいっぱいありました。

 今回の花博は、上海万博のように本気で攻めるつもりは無かったので、この辺で引き上げることにしました。
 台北地下街を適当に歩いて、ホテルへ戻ります。台北地下街で撮った写真を最後に、三日目へ進みます。
 

2011年3月2日水曜日

シナモンブレードの不良の起こり方について

 旅行に行っていたため、しばらく更新が止まっておりました。3月以降、引っ越しをするなど私の周辺で色々と変化があるので、3月はもしかするとかなり更新が少なくなるかもしれません。

 到着した分のいくつかが故障していた件について、大変ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございません。
 この場を持って、お詫び申し上げます。 



 帰宅すると不良で帰ってきた基板がいくつか到着しておりました。
 早速開けて基板を見ると、いずれも同じ壊れ方をしていました。

 赤丸で囲った部分が基板からはがれていました。
 原因は、おそらく緑の部品(スイッチ付き可変抵抗)がしっかり基板に入っていなかったせいで浮いてしまい、力を加えた時に基板からはがれたのだと思います。


 対策はできそうなので、次の製作分からは気を付けていきます。