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2011年3月5日土曜日

台北之旅 第一天・第二天

 先日、台北へ行ってまいりました。

 今回も、前回の日記にある上海之旅と同じようなコンセプトでひとり旅でしたが、あんまり一人と言う感じはしませんでした。今回もラベルは「東方旅行記」で行きます。
 と言うのも、今回はほぼ毎日外国語をそれなりにしゃべっていました。

第一天

 泊まった先が「Taipei Hostel」という、そのまんまホステルで、何と言っても宿泊費が激安でした。一人部屋で500NTD(約1400円、入国した日のレートである1日本円=0.356ニュー台湾ドルとして計算、以下同じ)です。日本のネットカフェ並みのお値段です。
 お部屋はこんな感じです。
  そしてシャワー室。
 

 結構年季は入っていますが、手入れされているようです。まあ、日本の安めのネットカフェと同じぐらい…と思っても間違いないでしょうか。

 ただ、とにかく蚊が多いです。ですが、その蚊のことから話題をつかんで、色々な外国人と会話をすることができました。ロビーには宿泊者がテレビを見ていたり、パソコンをつけてネットを見ていたり等様々です。国籍も、ヨーロッパ系の人もアラブ系の人も、もちろん日本人もいました。ただ、距離が近いにもかかわらず、日本人はそんなに多くないらしいです。

 フロントの人も、どうも日本人とはトラブルになりやすくて嫌だとか…原因は外国語でしゃべろうとしない、日本語でなんでも話そうとするから話が通じない、おみやげをくれない、とか色々とぼやいていました。特に日本人のみなさん、つたない英語で問題ないのでコミュニケーションを取ろうと頑張ってください。
 この辺を語り出すと長くなるので次の話題へ行きます。

第二天

 次の日は、故宮博物院へ行こうと思ったのですが、途中で台北花博(台北国際花卉(かき)博覧会)の会場を通ったので、予定を変更してそちらへ行くとこにしました。万博マニア必見。
 そこでは、台湾人の気質を表す衝撃(?)な出来事がありました。
 台北花博の入場券は一般300NTD(840円)です。ところが、10人以上の団体では180NTD( 510円)とかなり安くなります。これを利用して入るのが得なのですが、

  一人で入場券を買おうとしたら、ある人が「一緒に団体でやらないか買わないか」と話しかけられました。

 何と言う団結力!悪い話ではないので、協力して一緒に買うことにしました。120元浮きました。

 その即席団体の中に、アメリカから帰ってきた姉と一緒に花博を回ろうとしてきた、自分より十数歳年上の姉妹がいました。話をしていると、「一緒回らないか」という話になりました。一人で回るのも寂しいですし、ちょうどいいので一緒に回ることにしました。何と言う有り難いお話です。

 万博というとパビリオンがつきものですが、大きなところはどこも1時間待ちとかなので、待ち時間なしで行けるような屋外の物を見て回ることにしました。雨は降っていませんが、ちょっと寒いです。
 こちらはベトナム。  

 続いてインドネシア・バリ島。前に居る二人が同行している姉妹です。インドネシアは基本的にイスラム教ですが、バリ島はヒンズー教です。 そのため、他の島と雰囲気ががらっと違います。しかも、観光業のためにインドネシア第二の経済力を誇る…だいぶ横道にそれてしまいました。

 そして、お待ちかねの日本はこちら。他の国は1スペースが基本ですが、日本はさすが、3スペース出展しています。そのうちの一つです。
  京都の竜安寺石庭に似た雰囲気の庭園です。このとき、石庭(枯山水)の意味する所を尋ねられましたが、残念ながら答えられませんでした。本当に何を聞かれるかわからないです…

 食事の時間になり、屋外のフードコートのようなところで食べることとしました。同行していた姉妹が一緒に座っている席に座ろうとした、ボランティアの高校生(話をして分かりました)と話を始めました。その後に食べ物を買いに行き、自分たちの番になった時にその高校生を呼び、カードを見せました。どうやらボランティアの人は10元安くなるそうです。自分たちも10元おまけをしてもらいました。

 次に向かったのはドームの中のアリーナです。今日は台湾の原住民からの出し物です。太鼓と、二人羽織の龍が見事に飛んだり跳ねたりと、芸を見せてくれました。

 しかし、お腹もいっぱいになって、昨日もよく眠れなかったせいか居眠りをしてしまいました…姉妹に突っ込まれる始末。ごめんなさい。

 気を取り直して、会場を回りながら、メイン会場の元サッカー場へ向かいます。
 客席が花で埋め尽くされています。上から見たらきっと凄いんだろうな…


 この時点で午後5時を回りました。姉妹はさすがに疲れたとのことで、ここでお別れをしました。自分はこの会場を一周してから帰ることにしました。
 会場の中では、いけばな池坊の出展がありました。ご存知の通り日本の華道家元ですが、海外を含め最大の会員数を誇ります。日本以外にも、台湾の団体からの出展も多くありました。

  放課後ティータイムをイメージした生け花でおいしそうです…他にも見事な生け花がいっぱいありました。

 今回の花博は、上海万博のように本気で攻めるつもりは無かったので、この辺で引き上げることにしました。
 台北地下街を適当に歩いて、ホテルへ戻ります。台北地下街で撮った写真を最後に、三日目へ進みます。
 

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