今ではだいぶEAGLEに使いなれてきました。
使いなれると、かなり簡単に基板設計ができると思います。
今までVISIOで描いていたパターンは何だったんだろう…と思えるぐらいです。
こちらは、以前紹介した、AVR高電圧プログラミングライターです。
以前EAGLEで作ろうとしましたが、途中で挫折しました。
今回、基板を作成するために同じ形の部品を使っています。本当なら左上のトランジスタは3端子レギュレータです。
実際の基板上に並べる方法ですが、BOARDボタンを押すと黒いバックの画面が表示されます。
左側にあるのが実際に使う予定の部品、右側にあるのが基板です。
とりあえず基板はこの大きさとします。もちろん自由に小さくすることができます。
左側アイコンの十字矢印をクリックすると、部品を移動することができます。
まずは、自動で基板を作成する方法です。
部品を適当に基板上に並べます。
以下の図は、本当にテキトーに並べてあります。
続いて、下の方にあるアイコン、Autoボタンをクリックします。
何やら設定画面が表示されます。両面基板にするならそのまま「OK」を、片面基板なら、まるで囲った「1 Top」の設定を「N/A」にします。
こうすると、赤と青の線がくねくねと動きながら、黄色い線を消しながらある形で収まります。
運が悪いと、黄色い直線が残ります。
黄色い線がすべて消えていたら、基板の設計が完了です。
もちろんこれで完成にしてもいいのですが、明らかに無駄な部分がいくつもあります。
ここから手直しの時間です。
部品をずらして配線をやり直します。
手作業で配線を直すために、まずは「Lipup」をクリック、無駄そうな配線をしている部品につながっている赤と青の線をクリックします。
何度かクリックすると、黄色い直線に戻ります。
ちなみに、この線は×印の「Delete」では消えません。
これは、回路図と関係ない所を消すために使います。
赤または青の線は回路図と関連付けられているので、これを消すには、回路図側で該当する線を消します。
続いて、隣のアイコン「Route」をクリックします。
黄色い線の端の、部品につながっている緑色のパッドをクリックすると、パッドが光ります。
クリックしたところから青または赤の線が付いてきます。
この線は配線そのものです。そして、赤い線は「1 Top」、青い線は「16 Bottom」レイヤーです。赤h画面を見て一番手前を、青は一番奥を意味します。そして、一番手前がはんだ付けをする面、奥から手前へリード部品を差し込みます。
なので、同じ色の線同士が重ならないようにします。赤い線に重なりそうなら青を、青い線に重なりそうなら赤を選びます。
こういう感じで奇麗な基板を作ることができます。
今回は、同じ形の部品を無理やり選んで作っています。ライブラリに多くの部品があるのですが、ピッタリの部品が無い場合は自分で作る必要があります。今度はまじめに部品を作ります。
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