前回頒布分のものからの、シナモンブレードの仕様変更です。
今度は結構大きな変更だと思います。
前作ではケースにねじとナットで固定していました。
しかし、やはりこのナット止めはあまり評判が良くありませんでした。薄暗い会場でこのナットを外すのが困難です。実際自分でもこのナットをいくつか無くしました。
ということで、このナットを無くします。
もちろん、基板を固定しなくてはいけないので、ナットに代わる物を用意しなければいけません。
そこで、「ケースをナットにしてしまおう」ということになりました。と言っても、そんな大げさなものではありませんが… 要は、ケースにねじ切りをしようと言うことです。
そのために、タップを用意しました。
直径3mmのねじを通すために、3.2mmの穴を開けていますが、これを片方2.5mmの穴に変更します。
この穴に、 タップを回し入れてねじを切ります。
相手はプラスチックなので、サクサクと通ります。
ねじを切ったらこの通り。
ナットがケースの途中で浮いています。これにより、ナットを使わずに固定することができます。
この反対側はねじを切っていません。使用のときは、反対側からねじを通してください。
ですが、ねじを通したときに奇麗に、軽く回せるようにするには加工に工夫が必要です。本当は長いタップを使えば良いのですが、手に入りませんでした。そこで、ケースを回すことにしました。上から穴を見ながら、対面の穴が通るように、穴が重なるように真上から見ながらケースを回します。
ということで、今回の物はナットを付けておりません。
これで少しは会場で電池交換がしやすくなったかな?
ネジは化粧ネジではないのですか?
返信削除外しにくい気がするのですけど
基板にナットをはんだづけしてみたらどうでしょうか
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除ぶりっどさん
化粧ねじではありませんが、今回のものはねじ頭が(幸い)ギザギザになっているので、少しは回せるかと思います。
ここで使用しているのは長さ35mmのもので、JIS規格外のサイズです。特注にも1万本単位の注文が必要で、注文は断念しました。今回使用するものに落ち着きました。
基板へのはんだ付けですが、基板の位置決め、固定に効果がありそうですね。ただ、基板にねじを通すのに何度も回す必要があると思うので、改めて検討しようと思います。