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2011年7月18日月曜日

シナモンブレード・閃ブレード・大閃光系ケミカルライトの比較

シナモンブレードの製作の追加募集をしたところ、数名の応募がありました。
本当に助かります!

再度一旦締め切らせていただきます。



 今月も半分過ぎているにもかかわらず、記事の数は二つ…目標の記事8件に届くまであと6件…シナモンブレードII、シナモンライトIIの製作は、予定を若干押してはいますがなんとか進んでおります。8月14日のコミケでお渡しできるようにいたします。

 また、重ねて申し訳ございませんが、進捗状況によっては8月6日の予約受け付け後の発送が、8月14日以降となってしまうかもしれません。この辺りはまだ分かりませんので、日時が近付いたらお伝えいたします。

 つくづく書こうと思っていたのですが、光り方の原理のよって、シナモンブレードにも得意、不得意があります。それを閃ブレード、ケミカルライトと比較しようと思います。

 シナモンブレード
原理:
光の三原色を混ぜて、それぞれの色(加色法)を作っています。

長所:
必要最小限のエネルギーで光らせることができます。

コストの安い単4電池2本で光らせることができるので、ランニングコストが安く上がります。
三原色(赤・緑・青)と近い色を奇麗に光らせることが得意です。
色の調節が容易なので、臙脂、浅葱のような中間の色を出すのも得意です。

短所:
一方で、LEDの光り方はばらつきが大きいため、白、黄色のような複数の色を決まった強さ光らせるような色は苦手です。
電池と回路の出力の制限があるため、ウルトラオレンジのような短時間で高出力、と言うことも不向きです。

閃ブレード
原理:
白色の光をフィルターで取り除いて(減色法)作っています。
長所:
特に白と、白に近い色を表現するのが得意です。

構造が簡単です。
短所:
原色近い色は、色を遮る量が大きくなるので、エネルギーロスが大きくなります。
どの色も白っぽくなってしまいます。

ケミカルライト
原理:
化学反応のエネルギーを分子がエネルギーを変換し、光エネルギーとして放出します。
長所:
最大エネルギーと持続時間をある程度調節することができます。
特にオレンジは、おそらくナトリウムイオンが入っていると思います。ナトリウムイオンのおかげで高効率で光らせることができます。(大閃光と呼ばれる物にオレンジが多いのはこのためです。高速道路のオレンジ色のナトリウムランプも、高い効率で光らせているのも同じ原理です。オレンジは化学発光に有利です。)
短所:
基本的に1本当たり1色です。(時間によって色が変わる物もあります)
中間色は特に入手が難しいと思います。


 自分で見た感じの感想なので、閃ブレード・ケミカルライトは改良が進み、短所が改善されているかもしれません。それぞれ得意な場面があるので、使い分けると良いと思います。

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