iNSTITUTEM@STER

iNSTITUTEM@STER

2014年1月3日金曜日

シナモンブレードの2013年を振り返って


 2012年は、本体の設計、製作がメインでした。金型製作等、大きな動きがありましたが、それを受け継ぐかのように、個人レベルとしては大きな動きがあったと感じています。
 2013年は、「市販品」としてのシナモンブレードにするために動いた、と感じています。

 2月
 シナモンブレードIIIを楽天市場から購入できるようにして、「市販品」といえるようにしました。
 これまでは、ネット販売+イベント即売会での販売だけでした。誰もが購入できるところで販売することで、目につく人が増えたのではないでしょうか。

 5月
 ニコニコ超会議、「ニコつく3」では、これまでの設計思想と、市販品としてのシナブレの活動をアピール、非常に大勢の方が来場され、シナモンブレードに興味を持っていただいた方も多く、大変ありがたい限りです。

 初代シナモンブレードの時からお世話になっている、くりおねさんの経営しているバー「w@ve」にて販売を開始しました。初めての実店舗での販売、直販以外での販売です。

6月
 秋葉原の老舗、若松通商本店での取り扱いを開始しました。東京の実店舗で購入できるようになりました。
 秋葉原で購入できる、ということで、より「市販品」としてのシナモンブレードになりました。

 これまでは、「市販品」としては懐疑的な部分もあったかと思いますが、これらの活動で、堂々とライブに持っていけるものになったと思います。


 7月
 店舗取り扱いが進んだ7月末、秋葉原での商業イベント「アキバ大好きまつり!」で、商業スペースにて出店をいたしました。しかしながら、厳しい意見が多く目立ちました。
特に価格面で、他製品に比べて不利を感じました。

 9月
 アイマスライブの後半が控えている中で、シナモンブレードIIIの本体価格を、3980円に引き下げました。さらに、アイマスライブの後半戦ということもあり、シナモンブレードをこの機会に使っていただける方がさらに増えました。

 9月15日のアイマスライブ福岡は、今期のアイマスライブで私が唯一チケットの取れた会場です。そのライブの前日、cainさんの主催するクラブイベント「MUSIQ M@STER」で、特別に頒布しました。
 値下げして間もない、ライブ前日であるという条件以上に、イベント自体が大盛況だったこともあり、用意したものは完売しました。

 アイマスライブ幕張の前後で、アイマス声優のたかはし智秋さんに使っていただいたとの連絡を頂き、また、twitter上では五十嵐裕美さんへシナモンブレードを勧める場面もあり、より一層、アイマスプロデューサーの間でも「シナモンブレード」というものが広まったと感じました。

 ジャンルを問わなかったアキバ大好き祭りでの悔しい思いから一転、「アイドルマスターのライブのために作った」ということが理解してもらえ、製作者側としてもうれしい思いでした。

 9月末
 久しぶりの同人イベント「帰ってきたカラフルマスター」で出展をしました。市販品という立ち位置ながら、主催者(=w@ve店主)のくりおねさんの計らいで出展することが出来ました。有志が作ったもの、と原点に戻ったということをアピールしました。


 過去のシナモンブレードを知る方にとっては、まだ同人グッズのイメージがある方も多いと思います。ですが、私としては、同人グッズとしてのイメージは持っていただきたいと感じています。
 金型、基板の製造こそは専門業者へお願いしましたが、本体ケース、電気回路の詳細設計はすべて個人レベルです。部品の一部は手作業で製造しています。組み立ても、すべてが個人レベルです。

 今後、格安で他社が大量生産に乗り込んだこともあり、量産型フルカラーLEDペンライトの元祖であった「シナモンブレード」について、清算する方向へ進めています。
 しかし、製作したものに対する責任は、今後とも持ち続けます。使っていただける方がいる限り、修理等の対応は、もちろん行います。


2014年も、シナモンブレードともども、よろしくお願い致します。

0 件のコメント:

コメントを投稿