iNSTITUTEM@STER

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2012年3月18日日曜日

「市販品」のシナモンブレードとコミケ出展について

シナモンブレードIIの在庫ですが、現時点で手元に6本あります。

3月20日午前11時をもちまして、私の手元にあるシナモンブレードIIを完売致しました。

シナモンブレードIIは、でぃーさんの所に在庫が数本残っているようです。

シナモンライトIIは、まだ在庫に余裕があります。

こちらの在庫がなくなりましたら、新製品開発に専念するため、いったんご注文を締め切らせていただきます。


シナモンブレードが「市販品」ということで、今年初めには結論が出ましたが、新たな問題が発生しました。

「コミケ出展のための申し込みをしました」と報告しましたが、「法人・営利目的などの団体の参加は基本的にお断りします。」とコミケ出展者の事項に書かれています。

コミケに出展するからには、非営利である必要がある、ということです。
市販品とするには、企業なり個人なりが販売したものである、とする必要があります。

「市販品」という言葉自体に、何らかの営利目的である、という意味が隠れていると思いました。

早い話、市販品としてのシナモンブレードは、コミケに持っていけない、ということになります。



もっとも、非営利団体が責任を持って頒布していても、市販品と準ずる扱いを受ける物もあります。たとえば、学校法人が本などの物を「販売」する例もあります。

そう考えると、非営利目的で「販売」することも不自然ではありません。
ただし、非営利の個人で「販売」すること自体が、製造者責任うんぬんという面で非常に弱いと感じています。


この問題は、もう少し考えます。
落選したらきっぱりあきらめがつきますが、当選したらどのような形で出展するか、
コミケ翌日に「市販します」と言って正式に販売するか、
まったく別のものを出展するか、
対応方法を考えることにします。

5 件のコメント:

  1. お疲れ様です。

    ふと考えたのですが、コミケなど一般即売会等で頒布するものと通販で発売するものを「別のものとする(とする)」ことで解決できるのではないでしょうか。名前だけを変えたり。

    市販品は「市場販売商品」なので、確かに市場に出回っている商品で金銭収受が発生している商品ですが、当然中には「市場に出回っていない市場販売規格品」も発生するわけで。

    「市販品」という言葉の綾を取ってしまえば解決できる気がします。

    これからも応援しています。よろしくおねがいします。

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  2. あいすぴっくさん

    ご意見ありがとうございます。
    この案ですが、厳密には「コミケで頒布したものは、ライブで使えないけれど通販他で頒布したものは、一般ライブで使える(かもしれない)」ということになりそうだと感じていましたが、それこそ、たとえば懸賞などでしか出回っていない特別版、のような扱いにすれば解決できそうですね。

    もっとも、物としては全く同じ規格のものを頒布する予定なので、見た目では分からないはずですが…

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  3. こんにちは。
    この手の問題はグレーゾーンが広くて厄介ですね。

    「非営利」「市販品」の定義もあいまいですし、コミケ側も「基本的にお断り」ということは例外もあるということですね。

    iNSTITUTE M@STERさんが「営利目的ではありません。」と言えばそれまでの気もします。
    おそらくコミケ側も宗教絡みや、同人の枠を超えた利益追求を避けたいだけだと思うのですが、私は運営サイドじゃないので憶測です。

    公民館などの公共施設利用においても、会費を集める団体は常識範囲内での多少の黒字はお茶代とか雑費とか適当な名目で一部還元したり主催者側に入ったりしてると思います。

    どうしても1円の黒字も認めん!と言われたら、「今回の売り上げの内制作費を除いた全ての利益を○○へ寄付します。」として、購入者にもご納得の上販売すれば大丈夫だと思います。

    それでも文句を言われたら、そもそもコミケで金銭が動くこと自体を禁止し全て無料配布すべきだし、世の中のNPOもチャリティーも成り立たなくなりますからね。

    「即売とかwマーケットとかw 企w業wブwーwスw」って言ってやってください。
    まぁ、今のは冗談です。

    そこまでお気になさらず活動されたらいいと思います。
    シナモンさんの活動方針はとても良いと思いますし、
    これぞまさに同人の活動ではないでしょうか。

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    1. Mr.Max_Pさん

       心強いコメントありがとうございます。
       確かに、「基本的に」ということは例外もあるでしょうし、おそらく本物のプロが金稼ぎのために使うことを禁止するために、このような規則を作ったのでしょうね。結構本物のプロが、同人と言って出展するということを聞いたことがあります。

      「営利目的ではない」と言いつつ、結果的には利益が出てしまっています。その分の税金も納めています。
       この利益は全額新作の開発費、製作費に充てます。

       もし文句を言われたら、どうするかはわかりませんが、みんなのためになるような使い方をしようと思います。

       ただ、おそらくシナモンブレードを同人というのは、今回が最後のような気がします。個人的には、コミケのようなお祭りの場は好きなのでまた出たいのですが、ライブ会場でのサイリウムの扱いが厳しくなった以上、方向転換する必要があると思いました。

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    2. なるほど。プロの犯行(悪い意味)ですか。
      もうかるんですかね…。

      利益が出るのは悪くないと言うより当たり前だと思っています。
      それを開発・製作費に充てるのもすごく真っ当な使い道ですし、買い手としては次回作品への期待・投資はもちろんのこと、それまでの時間・労力・技術への対価とお礼としてお支払いするわけですからね。
      作者様にも生活があるのですから、使い道をとやかく言うつもりもありません。

      とはいえ、みんなでライブをより盛り上げて楽しむためにLED式サイリウムを作成して、皆の為に市販品扱いになるようにしたのに、それが逆に同人として扱えなくなっていくというのは何とも複雑な心境ですね。

      ところで、昨日のアッキーのライブで活用させていただきました。実はライブでの使用は初でして、というか私自身サイリウムを振ったのが初めてでして、良い経験になりました。
      今後のライブで、サイリウムの扱いがどうなるかはわかりませんが、客側(特にアイマスではプロデューサー)として、演者と一緒にライブを作っているという意識を忘れたくないですね。
      主催側に多くの禁止事項を言われるまでも無く、節度を持った行動ができれば良いのですが…。

      ここでは長くなるし上手く書けないのですが、最近アイマス6thのBDをオーディオコメンタリー付で見ていて色々と思うことがありました。

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