iNSTITUTEM@STER

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2010年11月23日火曜日

特許出願中

 タイトルからいきなり何だ!?という感じですが、前公開した基板パターンを見て、もう既にお気づきの方もいるかと思います。こちらは基板パターンを募集した時に公開したものです。


 左上の赤枠で囲まれたところです。このシナモンブレードは、


特許出願しました!!


 「本格的な金稼ぎktkr」とか思う方もいるかもしれません。実際のところ、出願した目的は
・「特許を出願する」ってどうすればいいんだろう
・「特許出願中」って言うと何だか凄そうに見える!
・もし取れたら取れたで、どこぞの企業が海外で大量生産した時は…覚悟をば。

というような目的です。出願したのは「シナモンブレード」のほうで、ノーマルモデルは当然ながら出願していません、というかすでに似たようなものが取られています。もちろん出願されているのは形も仕様も違いますし、いろいろな所で公開されているので特許化はまず無理ですが…。

 また、普通なら出願後に審査するのに10万以上かかります。実はこの審査料が免除される要件が揃っているのでお金はかかりませんが…。さらに言うと、その審査も普通なら2年ぐらいかかります。出願した時はブームでも、いざ権利化したら既にブームが去っていた…ということも十分あり得ます。(これも実は、個人などなら3カ月ぐらいで審査してもらう方法があります)

 というわけで、種を明かすと特許は「出願だけなら簡単にできてしまう」のです。と言っても15000円かかり結構な出費ですし、出願された内容は必ず公開されるので滅多矢鱈に出願するわけにもいきません。あまり変な特許は確実に笑われるネタになります。

 いずれにしても、実際に権利化したとしても、上に書いた理由で特許を出願したので、個人的に作るものに異議申し立てとかする気がありません、というよりぜひとも積極的に作ってください。

 でも、特許の書類を書くって結構大変です。「発光制御回路とスイッチング素子と光の三原色を発光する発光素子と電池を有した電気回路と、光透過性のある人の手で握ることのできる本体の一部が様々な色彩で発光する棒状の本体を備えた発光器具。」という具合に、文章を見てどんなものかが分かるように書く必要があります。

 もし「書いてみよう」と思った人、ぜひ挑戦してみてください。

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