さらなる新製品の開発を考えているときに見ていた、ALPSのプッシュスイッチ付き可変抵抗の図面を見ていると、こんな風に書かれていました。これは現在製作中のシナモンブレードにも使っています。
下のスイッチを見ると…
AとDがつながってる!?
見落としていました。だとしたら、基板が間違っています。このままでは、基板の作りなおしといかないまでも、中規模な修正が必要です。下の基板パターン図で、赤い丸で囲った二つの丸同士がつながっていることになります。つまり、スイッチの意味がないことになってしまいます。
早速実物でテスターを使って導通を確認しました。導通するとブザー音が鳴ります。
・・・・・・
あれ?音が鳴らない。何度試しても音が鳴りません。
じゃあこの図面は何なんだ?
というわけでALPSさんに問い合わせをしました。すると当日すぐに答えが返ってきました。
「パターン上で端子Aと端子Dを接続して使ってください」
という意味だそうです。
まあ、早い話が電気的につながっているわけではないけれど、誤動作防止とかのためにつなげて使ってほしい、とのことです。
電気的につながっているわけではないので、このままでも動作はするはずです。基板上ではAとDではなくCとFをつなげていますので、誤動作防止という意味では問題ないはずです。
うう…紛らわしい…という気持ちもありますが、こんな一個人にすばやく丁寧に答えていただきALPSさんに感謝します。
とりあえず安心しました。そして、図面はしっかり読むこと、ですね。
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